VOL.556 チーズ〜ビタミンとミネラルの宝庫

乳製品の魅力を凝縮したビタミンとミネラルの宝庫

【主な栄養素】

ビタミンB2

ビタミンB2は水溶性のビタミンで、糖質、脂質、タンパク質の代謝、エネルギー生産に関わる酸化還元酵素の補酵素として働きます。特に脂質の代謝を助け、皮膚や粘膜、髪、爪などの細胞の再生に役立ちます。

ビタミンB1が糖質の代謝に関わるのに対して、ビタミンB2は特に脂質の代謝を助け、皮膚や粘膜、髪、爪などの細胞の再生に役立ちます。「発育のビタミン」ともいわれ発育促進と美容に欠かせない栄養素です。

ビタミンB2が不足すると
成長促進、皮膚や粘膜の保護といった働きがある栄養素なので、不足すると脂漏性皮膚炎、口内炎、舌炎、口角症、子どもの成長障害などを引き起こすことがあります。

ビタミンB2を過剰摂取すると
過剰摂取した場合は尿中に排泄されるため、過剰症の心配はありません。現代人には不足がちな栄養素なので、食べ物から積極的に摂取しましょう。​​​​​

カルシウム

カルシウムは、骨や歯の主要な構成成分になるほか、細胞の分裂・分化、筋肉収縮、神経興奮の抑制、血液凝固作用の促進などに関与しています。生体内に最も多く存在するミネラル、その99%はリン酸と結合したリン酸カルシウム(ハイドロキシアパタイト)として骨や歯などの硬組織に存在しています。

骨は約3ヶ月のサイクルで、骨形成(骨へのカルシウムなどの沈着)と骨吸収(骨からのカルシウムなどの溶出)を繰り返しています。成長期には形成量のほうが吸収量より多く骨量は増加しますが、男性では50歳代から、女性では閉経後に、吸収量のほうが形成量を上回るため骨量が減少していきます。

カルシウムが不足すると、骨や歯が弱くなります。幼児では骨の発育障害が起こり、成長が悪くなります。不足状態が長期間続くと、骨密度の上昇が妨げられて丈夫な骨が形成できなくなり、高齢期、特に閉経後の女性では、骨粗鬆症が起こりやすくなります。また、神経や筋肉の興奮が高まり、テタニー(筋肉の痙攣)やてんかん(全身の痙攣)などが起こります。

カルシウムの過剰によっても、高カルシウム血症、高カルシウム尿症、軟組織の石灰化、泌尿器系結石、前立腺がん、鉄や亜鉛の吸収障害、便秘などの様々な健康障害が起こります。また、亜鉛や鉄などの他のミネラルの吸収も妨げられてしまいます。日本人の通常の食品からの摂取では、耐容上限量を超えることはまれと思われますが、カルシウム強化食品やサプリメントを使用する場合には、摂りすぎに注意が必要です。

カゼイン

カゼインは乳製品ならではのタンパク質です。「凝固するタンパク質」で、牛乳から脂肪とホエイを取り除いた残りの不溶性固形成分になります。牛乳タンパク質の約80%を占めていて、例えば、チーズやヨーグルトは「凝固するタンパク質」の性質を利用したものです。

​​カルシウム、鉄吸収促進
カゼインは小腸で分解され、カゼインホスホペプチド(CPP)になります。このカゼインホスホペプチドはカルシウムがリン酸と反応することによる吸収阻害を抑制する効果をもっています。

カゼインホスホペプチド(CPP)は小腸からの鉄分やカルシウムといったミネラルの吸収を助けるよう働きかけます。アスリートの貧血はパフォーマンスへの影響が大きいので、貧血には十分注意しましょう。

【こんなお悩みの人にオススメ】

□イライラ
□便秘
□肌トラブル
□不眠
□貧血

【選び方・保存のコツ】

ハード、セミハード、表面を洗ったウォッシュ、クリーム、青や白カビなど種類は豊富です。基本的に表面に汗がなく、乾燥していないものを選びましょう。

食べ残してしまったら表面をラップなどで覆い(特に切り口はしっかり)、冷蔵庫の野菜室で保存します。基本的に冷凍には向きませんが、ピザ用のミックスチーズは冷凍できます。

チーズで摂れる美肌栄養素

ビタミンA・ビタミンE・ビタミンK・ビタミンB2・ビタミンB12・タンパク質・カルシウム・リン・亜鉛

VOL.555 パパイヤとパプリカ・かぼちゃジュース

ビタミンCを補い、自然な甘みを味わうジュース

材料(2人分)

A
牛乳・・・1と1/2カップ
かぼちゃ(皮を取る)・・・100g
パパイヤ・・・150g
黄パプリカ・・・50g
レモン汁・・・大さじ1/2
はちみつ・・・大さじ1

作り方

①かぼちゃは適当な大きさに切り、ラップに包んで電子レンジに2〜3分かけて柔らかくし、粗熱をとります。パパイヤは種をとり皮をむきます。パプリカはヘタと種をとります。

②①とほかの材料を全てミキサーにかけます。

③②をコップに注ぎ、好みで薄切りにしたパパイヤ(分量外)を添えたら完成です。

このレシピで摂れる美肌栄養素

ビタミンA・ビタミンC・ビタミンE・ビタミンD・ビタミンK・ビタミンB2・ビタミンB6・ビタミンB12・葉酸・パントテン酸・タンパク質・カリウム・カルシウム・リン・ヨウ素・食物繊維

VOL.554 ハムとモロヘイヤのミルクシチュー

栄養価抜群のモロヘイヤが自然なとろみの素

材料(2人分)

A
牛乳・・・3/4カップ
スープの素・・・小さじ1/3
塩・・・少々
こしょう・・・少々

モロヘイヤ・・・1束
ハム・・・2枚
長ねぎ・・・1/4本
しょうが・・・1/2片
油・・・小さじ1

作り方

①モロヘイヤは塩(分量外)を加えた熱湯でゆでて、冷水にとって3cmの長さに切ります。

②ハムは細長く刻み、長ねぎは太めの白髪ねぎにします。しょうがはせん切りにします。

③フライパンに油を熱して、ハム、しょうが、長ねぎ、モロヘイヤを順に加えて炒めます。

④③にAを加えて、煮立ちかけたら火を止めれば完成です。

このレシピで摂れる美肌栄養素

ビタミンA・ビタミンC・ビタミンE・ビタミンD・ビタミンK・ビタミンB1・ビタミンB2・ビタミンB6・ビタミンB12・ナイアシン・葉酸・パントテン酸・ビオチン・タンパク質・カリウム・カルシウム・リン・ヨウ素・食物繊維

VOL.553 ジンジャーココア

しょうがを効かせた身体の温まるドリンク

材料(2人分)

牛乳・・・1と1/2カップ
ココア・・・大さじ2と1/2
はちみつ・・・大さじ2
しょうが汁・・・小さじ2
マシュマロ・・・適量

作り方

①鍋にココア、はちみつを入れて、練るようにしてよく混ぜます。

②牛乳を少しずつ加えて溶きのばして、中火にかけます。

③沸騰する直前で火を止め、しょうが汁を加えて、混ぜ合わせます。

④カップに注いで、マシュマロを浮かべたら完成です。

このレシピで摂れる美肌栄養素

ビタミンA・ビタミンD・ビタミンB2・ビタミンB12・パントテン酸・タンパク質・カリウム・カルシウム・マグネシウム・リン・鉄・ヨウ素・食物繊維

VOL.552 牛乳〜手軽で上質なカルシウム源

大人になっても欠かせない手軽で上質なカルシウム源

【主な栄養素】

カルシウム

カルシウムは、骨や歯の主要な構成成分になるほか、細胞の分裂・分化、筋肉収縮、神経興奮の抑制、血液凝固作用の促進などに関与しています。生体内に最も多く存在するミネラル、その99%はリン酸と結合したリン酸カルシウム(ハイドロキシアパタイト)として骨や歯などの硬組織に存在しています。

骨は約3ヶ月のサイクルで、骨形成(骨へのカルシウムなどの沈着)と骨吸収(骨からのカルシウムなどの溶出)を繰り返しています。成長期には形成量のほうが吸収量より多く骨量は増加しますが、男性では50歳代から、女性では閉経後に、吸収量のほうが形成量を上回るため骨量が減少していきます。

カルシウムが不足すると、骨や歯が弱くなります。幼児では骨の発育障害が起こり、成長が悪くなります。不足状態が長期間続くと、骨密度の上昇が妨げられて丈夫な骨が形成できなくなり、高齢期、特に閉経後の女性では、骨粗鬆症が起こりやすくなります。また、神経や筋肉の興奮が高まり、テタニー(筋肉の痙攣)やてんかん(全身の痙攣)などが起こります。

カルシウムの過剰によっても、高カルシウム血症、高カルシウム尿症、軟組織の石灰化、泌尿器系結石、前立腺がん、鉄や亜鉛の吸収障害、便秘などの様々な健康障害が起こります。また、亜鉛や鉄などの他のミネラルの吸収も妨げられてしまいます。日本人の通常の食品からの摂取では、耐容上限量を超えることはまれと思われますが、カルシウム強化食品やサプリメントを使用する場合には、摂りすぎに注意が必要です。

ビタミンB2

ビタミンB2は水溶性のビタミンで、糖質、脂質、タンパク質の代謝、エネルギー生産に関わる酸化還元酵素の補酵素として働きます。特に脂質の代謝を助け、皮膚や粘膜、髪、爪などの細胞の再生に役立ちます。

ビタミンB1が糖質の代謝に関わるのに対して、ビタミンB2は特に脂質の代謝を助け、皮膚や粘膜、髪、爪などの細胞の再生に役立ちます。「発育のビタミン」ともいわれ発育促進と美容に欠かせない栄養素です。

ビタミンB2が不足すると
成長促進、皮膚や粘膜の保護といった働きがある栄養素なので、不足すると脂漏性皮膚炎、口内炎、舌炎、口角症、子どもの成長障害などを引き起こすことがあります。

ビタミンB2を過剰摂取すると
過剰摂取した場合は尿中に排泄されるため、過剰症の心配はありません。現代人には不足がちな栄養素なので、食べ物から積極的に摂取しましょう。​​​​​

タンパク質

筋肉や皮膚、髪などはすべてタンパク質からできています。
タンパク質は炭水化物・脂質とあわせて三大栄養素と呼ばれています。人間の筋肉や臓器、体内の調整に役立っているホルモンの材料となるだけでなくエネルギー源にもなっている必要な栄養素です。主にアミノ酸によって構成されています。

アミノ酸や、アミノ酸がつながったペプチドに分解されて体に取り込まれたあと、必要なタンパク質へと再形成されます。

自然には多くのアミノ酸が存在していますが、体の材料となりうるアミノ酸は、このうちの20種類です。これら20種類のアミノ酸がそれぞれの目的にあわせて数十~数百個以上結合し、約10万種類のタンパク質に形を変えます。

筋肉や肌、髪が同じタンパク質からできているのに形が異なるのは、このようなアミノ酸の組み合わせによるものです。

また、20種類のアミノ酸のうち9種類は体内で合成できないため食事から摂取する必要があります。これを必須アミノ酸、それ以外の11種類を非必須アミノ酸と呼びます。

動物性タンパク質と植物性タンパク質の違い
最大の違いは必須アミノ酸のバランスにあります。

動物性タンパク質は多くのものが9種類の必須アミノ酸を含んでいますが、一部の植物性タンパク質は不足しているものがあります。アミノ酸全体の働きは不足している必須アミノ酸のレベルにあわせて制限されてしまうので、タンパク質を摂っているつもりでも足りていなかった、となってしまうことがあります(アミノ酸の桶の理論)。また、体内の吸収率も動物性タンパク質97%に対して、植物性タンパク質は84%となっています。

タンパク質が不足すると
体を作る材料が減ってしまうので、筋肉量の減少や、肌や髪のトラブル、集中力・思考力が下がってしまうことがあります。またタンパク質には保温効果があるため、不足すると体が冷えやすくなる可能性もあります。

逆に過剰摂取は体に大きな負担をかけることがあります。動物性タンパク質を意識するあまり、脂質も多く摂ってしまいカロリーオーバーや肥満を招く可能性も考えられます。

他にも、腸内環境の乱れや肝臓・腎臓にかかる負担からの内臓疲労も高まる可能性があります。

【こんなお悩みの人にオススメ】

□イライラ
□便秘
□肌トラブル
□不眠
□貧血

【選び方・保存のコツ】

多く出回っている牛乳は、種類別牛乳と呼ばれるものです。「低温殺菌」と「高温殺菌」の2種類があり、一般的によく売られているのは「高温殺菌」のほうです。

牛乳は傷みやすいのでできるだけ早く冷蔵庫で保存しましょう。常温に置いておくと傷みやすいだけでなく、味も落ちます。賞味期限は未開封時の期限なので、開封したら早めに使い切りましょう。

牛乳で摂れる美肌栄養素

ビタミンA・ビタミンD・ビタミンB2・ビタミンB12・パントテン酸・タンパク質・カリウム・カルシウム・リン・ヨウ素

VOL.551 レンコンとほうれん草のかき玉スープ

ビタミンCを補ってサラダにすれば栄養満点無敵の一品

材料(2人分)

卵・・・1個
レンコン・・・小1本
ほうれん草・・・100g

A
だし・・・1と1/2カップ
しょうゆ・・・小さじ1
塩・・・少々

作り方

①レンコンは皮をむいて、水につけてアクをとります。ほうれん草は塩(分量外)を加えた熱湯でサッとゆでて、1cmの長さに切ります。

②鍋にAを入れて中火にかけ、煮立ったらレンコンをすりおろしながら加え、一煮します。

③②にほうれん草を加え、溶きほぐした卵を加えてかき玉状にしたら完成です。

このレシピで摂れる美肌栄養素

ビタミンA・ビタミンC・ビタミンE・ビタミンD・ビタミンK・ビタミンB1・ビタミンB2・ビタミンB6・ビタミンB12・ナイアシン・葉酸・パントテン酸・ビオチン・タンパク質・カリウム・マグネシウム・リン・鉄・亜鉛・食物繊維

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