「BEAUTYGRAPH」カテゴリーアーカイブ

VOL.565 くすみ改善の食品とケア

塩分を控えてビタミンCを体内から摂る

くすみやクマで悩んでいる人は、辛いものや塩っ辛いものが大好きということが多いようです。もっとも食べ物の好みというのは、そう簡単には変えられないものですが、くすみやクマが気になる人は、いつもより塩分を少なくすることから始めてみましょう。

黒豆は滋養強壮にいいといわれていますが、肌にもとてもいい成分が含まれています。何といっても、タンパク質をはじめ、ビタミンB1、B2、E、カルシウムなどの栄養をバランスよく含んでいて、新陳代謝を活発にしてくれるので、くすみ対策にもぴったりです。

さらに美白という意味では、ビタミンCがオススメです。緑茶やパセリ、えんどう豆、柿、ゆずの皮などに含まれています。また、アサリやほうれん草など鉄分を含むものは顔色をよくしてくれて、もやしは美白や肌の若返りが期待できます。

とはいえ、塩分の摂りすぎだけがくすみを招くわけではありません。睡眠不足や不完全なクレンジング、顔剃りなど原因はさまざまです。皮膚は酷使すればするほどガードを固くして、分厚くなってしまいます。タオルで顔を拭くときもゴシゴシこすらず、水分を押さえるようにして吸い取るようにしましょう。

化粧品でケアをするなら、ホワイトニング化粧水によるローションパック、ホワイトニングマスク、ビタミンCパックなどが効果的です。頬や目のまわりなど、特にくすみが気になる部分には、そこだけビタミンC入りの美容液でパックをしてもいいでしょう。

VOL.564 乾燥肌改善の食品とケア

βカロテンとローションパックで水分補給

若いころはギトギト肌で悩んでいた人も、年齢とともに水分や油分が目減りしていくことに気づくはずです。

人間の体の70%は水分といわれていますが、赤ちゃんの頃はプリプリした肌をしていても、おばあちゃんになるとカサカサ、シワシワになるでしょう。これは水分が減って枯れるということです。しかし、食べ物や化粧品、ライフスタイル次第で、乾燥はいくらでも防ぐことができます。

普段から水分をしっかり補給して、朝食にキウイやイチゴを食べたり、サラダのドレッシング代わりにレモンをかけたりして、ビタミンCを補給するのは肌にいいことです。
また、野菜にも乾燥を防いでくれるものがたくさんあります。βカロテンを豊富に含んでいるカボチャやニンジン、ほうれん草などは肌をしっとりとさせてくれます。

肌に弾力を与えてくれる成分として知られているヒアルロン酸は、化粧品に使われているだけでなく、食べ物からも摂ることができます。ヒアルロン酸を含む食品は、サケ、カレイ、鶏手羽肉、山芋、里いもなどです。サケの皮にはβカロテンの吸収を助け、肌をよりしっとりさせるビタミンDも含まれています。

スキンケアにおいては、肌にたっぷりとうるいを与えること、水分と油分のバランスをとることが肝心になります。乾燥が気になるなら、毎日ローションパックをして、余力があればその上からラップで覆い、スチーム効果を利用して肌に美容液を浸透させます。肌に入っていった成分を閉じ込めるためのフタはクリームでしっかりとしましょう。

また、意外と忘れがちなのが、タバコやストレスが乾燥の原因になることです。女性の方は特に、きれいな肌になりたかったら、タバコをやめることも考えましょう。そしてどんなに忙しくても、日に一度はリラックスできる時間を作りましょう。

VOL.563 肌トラブル改善の食品とケア方法

食事で肌は変わる

医食同源という言葉がありますが、これは「病気を治すのも、食事をするのも、生命を養い健康を保つためで、その本質は同じ」だということ。

また「肌は内臓を映し出す鏡」とも言われます。つまり皮脂と水分のバランスが良くキメの整った肌、シミやソバカスのない肌は、体内のバランスが高いレベルで保たれている証拠になります。

美肌のためには、体内が健やかでなければならない。だから健康にも気を使ったほうがいい。食事が変われば体質が変わる。体質が変われば肌が変わる。そして性格も変わる。決して大げさな話ではなく、本当に人生が変わる。

スキンケアもそうですが、ダイエットや体質改善でも効果が出るのは3ヶ月たってからなので、ちょっと食べ物を変えたくらいで「肌が変わらない」のは当然で、あなたが「なりたい肌」をイメージして、調味料などから少しずつ改善していくことです。だんだん「これには卵が入っている」とか「肌がくすんでいるから、塩分を控えよう」など、食事に対して興味が湧いてくるようになります。

化粧品には敏感なのに、食べることには無関心というのでは、決して綺麗にはなれません。化粧品よりも、まず食事で体内ケアを重視しましょう。体が整わないと、スキンケアもメイクもスムーズにはいかないようです。

VOL.562 卵・乳製品編について

必要なタンパク質を手軽に摂るなら卵や乳製品は不可欠です。特に卵は栄養の宝庫で、古くから滋養に用いられて来たほどです。牛乳はチーズは少量でもタンパク質、カルシウムをしっかり摂れるため、とても重宝な食材です。

どちらも料理に取り入れやすいので、いつもの食事にプラスしてみましょう。

次回からは、肌トラブル改善の食品とケア方法についてのお話になります。

VOL.561 フレッシュビーンズのヨーグルト和え

水切りして濃厚なめらかなマヨネーズのような食感

材料(2人分)

A
プレーンヨーグルト・・・1/2カップ
塩・・・少々
こしょう・・・少々
砂糖・・・少々
オリーブ油・・・大さじ1/2

グリンピース・・・1/2カップ
そら豆・・・80g
スナップえんどう・・・80g
レッドオニオン・・・30g
ハム・・・30g

作り方

①Aのヨーグルトはコーヒーフィルターなどを使って半分くらいになるまで水切りし、その他のAと混ぜ合わせます。

②グリンピースは塩(分量外)をまぶして、熱湯でゆでます。そら豆はさやから豆をはずして、塩(分量外)を加えた熱湯でゆで、ザルに広げて冷ましてから薄皮をとります。スナップえんどうは筋をとり、塩(分量外)を加えた熱湯でゆで、冷めたら斜め半分に切ります。レッドオニオンは細いくし形切りにします。ハムは5mm幅の拍子切りにします。

③②を①で和えたら完成です。

このレシピで摂れる美肌栄養素

ビタミンK・ビタミンB1・ビタミンB2・ビタミンB6・ナイアシン・葉酸・パントテン酸・タンパク質・ビオチン・カリウム・カルシウム・マグネシウム・リン・鉄・亜鉛・ヨウ素・食物繊維

VOL.560 サーモンのヘルシータルタルソース

独特の酸味を活かすならタルタルがピッタリ

材料(2人分)

A
プレーンヨーグルト・・・1/4カップ
カッテージチーズ・・・30g
粒マスタード・・・小さじ1/2
塩・・・少々
こしょう・・・少々

生さけ(切り身)・・・2切れ
 塩・・・少々
 こしょう・・・少々
 小麦粉・・・適量

玉ねぎ・・・30g
ディル・・・適量
オリーブ油・・・大さじ1
グリーンリーフ・・・2枚
トマト・・・小1個
レモン・・・1/4個

作り方

①サケは塩、こしょうをふり、小麦粉を薄くまぶします。

②玉ねぎはみじん切りにして、塩(分量外)をふって、しんなりしたら水洗いをして水気を絞ります。ディルは手でちぎってAと混ぜ合わせます。

③グリーンリーフは食べやすい大きさにちぎって、トマトは薄切りにします。レモンはくし形切りにします。

④フライパンにオリーブ油を熱し、サケは表になる方を下にしてこんがりと焼き、裏返して中まで火を通します。

⑤器にサケを盛り付け、②をかけ、グリーンリーフ、トマト、レモンを添えたら完成です。

このレシピで摂れる美肌栄養素

ビタミンA・ビタミンC・ビタミンE・ビタミンD・ビタミンK・ビタミンB1・ビタミンB2・ビタミンB6・ビタミンB12・ナイアシン・パントテン酸・ビオチン・タンパク質・カリウム・カルシウム・リン・ヨウ素