「MAKE UP」カテゴリーアーカイブ

VOL.302 アートメイクとは

アートメイクで顔立ちをハッキリさせる

アートメイクとは、針で顔料を肌に押し込んで色をつける施術になります。刺青やタトゥーよりも色を入れる深さが浅いのが特徴です。

眉毛やまつ毛が薄くなったり、たるみで目元がぼやけてきたりした人の顔立ちをハッキリさせる効果があります。針を使うので医師か看護師が行います。アートメイクのメリットは、スッピンのときでもキレイに見えて更にメイクも上手にできることです。

価格は両眉で8〜10万円、アイラインは5万円くらいが目安になります。眉もアイラインも控えめに入れて、メイクで調整をするのがいいでしょう。黒だけならレーザーで消すことも可能です。

VOL.265 肌がくすむのはクレンジング不足だから

くすみのアレコレQ&A

Q. 肌がくすむのはクレンジング不足のせいなのでしょうか

A. くすみの原因は落とし損ねたメイクアップ料のせいではありません

肌のくすみの原因は、落とし損ねたメイクアップ料ではなく、角質肥厚、乾燥、血行不良などになります。肌に残ったメイクアップ料は肌への刺激にはなりますが、色素が肌に沈着してくすむということはありません。

くすみの原因と勘違いをして、メイクを根こそぎ落とさなくてはと、クレンジングに時間をかけてこすり過ぎると、かえって肌を傷めるので気をつけましょう。

VOL.263 くすみのタイプ別ポイントアドバイス

乾燥ぐすみ

水分多め、余分少なめの下地づくり

メイクが粉浮きしたり崩れたりすると、肌がくすんで見える原因になります。これを防ぐ方法は、朝のメイクを「水分多め、油分少なめ」にメイクを仕上げることがポイントです。

まず「水分多め」に仕上げるには、保湿美容液を使います。とくに保湿力の高いセラミドやヒアルロン酸配合のものをたっぷりつけます。

続いて「油分少なめ」にするには、下地などのクリームを塗りすぎないことです。自分の皮脂が出てきて、天然の下地になるのがちょうどいいくらいです。

朝のメイク前は、肌だベタつくのがイヤで、保湿美容液を少ししか塗らない人も多いようですが、日中カサつかない肌をキープするには、朝はちょっとベタつくくらいの保湿美容液が必要になります。

角質肥厚ぐすみ

朝のメイク前にピーリング

くすみが気になる朝は、メイク前にピーリングを行うのがおすすめです。古い角質を取り除くピーリングをすることで明るい肌色を取り戻しましょう。

血行不良ぐすみ

血流を高めるマッサージをメイク前にする

メイク前に保湿美容液をつけながら、軽くマッサージを行うと、くすみの改善に効果的です。

VOL.262 くすみを目立たせないメイクアップ

無理に明るい色のファンデーションを使うと顔だけが浮いて見えて、不自然な印象になりがちです。ファンデーションの色を重ねることでくすみを隠すのではなく、ベースメイクをひと工夫してくすまない肌を目指しましょう。

肌に合う色のファンデーションを選ぶ

くすみを隠そうとして、肌の色より明るい色のファンデーションを選ぶ人が多いようですが、それだと顔だけが浮いて見えてしまい、かえって不自然になります。確かに顔は明るく見えますが、首の色と違いすぎて、逆に若づくりしている印象になります。

ファンデーションはあくまでも自分の本来の肌の色に合うものを使うことが大切になります。

顔色を明るく見せるポイントメイク

光を反射させるハイライトや血色がよく見える色味のチークを足して、顔色を明るく見せる印象にしましょう。Tゾーンや目元にハイライトをのせると、顔色が明るく見えます。無理に肌を明るく見せることよりも、健康的に見せることを意識しましょう。

こまめにメイクを直して肌の表面を美しく

朝メイクをしたときは、肌がつるりとして美しく見えます。これはファンデーションの粉が肌に均一な膜をつくり、光を反射させているからです。しかし時間が経つと皮脂が出てきてメイクが崩れてくると、膜がヨレてしまい影ができてしまいます。白いシャツがくしゃっとヨレると、真っ白に見えなくなるのに似ています。

その影をつくらないためにも、こまめにあぶらとり紙で皮脂を取り、上からフェイスパウダーをはたいてメイクを直し、肌の表面を整えるようにしましょう。

VOL.261 血行不良ぐすみにはツボ押しやマッサージ

肌を刺激しないように

血流をよくするといえば、思い浮かぶのがマッサージだと思います。正しく行えば、血行不良でくすんだ肌を明るく導いてくれます。ただしマッサージは不用意に行うと、肌をこすってしまい、摩擦による刺激で負担がかかってしまいます。朝晩のスキンケアの際に保湿美容液などをたっぷりなじませ、すべりのよい状態で軽く行うのが効果的です。シ

ミやシワ用の美容液は、人によっては刺激が出やすいので、マッサージの前は控えましょう。

またツボ押しは、こすらずに済むので肌に負担なく血流の改善ができる方法です。朝晩の習慣にしてみましょう。

血のめぐりをよくするツボ押し

下関(げかん)

頬骨の下を耳側にたどるとある、凹んだ部分で、口を開けると出っぱるところです。

承奨(しょうしょう)

唇のすぐ下で、中央のくぼんだところです。

四白(しはく)

瞳の真下の骨のフチから、指幅1〜1.5本ぶんほど下にあるくぼみです。

ツボ押し3箇条

・洗顔後、スキンケアのあとに行う

・3秒押して、パッと離すのが1セットとする

・3箇所のツボを、それぞれ1日3〜5セット行う

血のめぐりをよくするマッサージ

・手のひらに保湿美容液を広げて、頬を手のひらで包むように顔全体になじませます。

・薬指の腹に美容液を少し足して、中指と薬指の指先をくっ付けてキツネの顔をつくる「キツネ指」で、小さな円を描くように、卵を扱うようにやさしくマッサージをしながらなじませます。

・手のひらで額を押さえて、手に残った美容液をキツネ指でなじませます。

・なじませる方向は、内側から外側へ、下から上にが基本です。ただし鼻だけは上から下にマッサージをします。小鼻の部分も上から下へなじませます。

・中指と薬指で目の周りを軽く押さえます。美容液をなじませてから、軽くマッサージをするような感覚になります。

・中指と薬指の指先でフェイスラインに沿って軽く押さえて、マッサージは終了です。こすり過ぎもよくないので、3分くらいを目安にしましょう。

VOL.253 くまを目立たせないポイントメイク

ポイントメイクで視線を誘導

コンシーラーで隠せる青ぐまや茶ぐまはもちろん、コンシーラーで隠せない黒くまに対しても、共通して有効なテクニックがあります。メイクアップで、くまに視線が集中しないようにする「視線誘導」テクニックです。

アイラインをしっかり入れることやチークをふんわり入れること、口紅に明るく艶やかな色を使うことなどで、そこに自然と視線が集まり、くまがま立たなくなるという方法です。

アイラインは、陰影をつけて、ぱっちりと目立つ印象的な目元に変化をつけます。アイラインの上にブラウン系のアイシャドウを重ねると、より自然な立体感が出せます。

またチークは、ニコッと笑ったときに頬が一番高くなるところから、クルクルと円を描くように入れましょう。頬が上がって見えて、若々しい印象に仕上がります。

黒くまの美容治療

美容皮膚科でも黒くまの治療は、なかなか難しいようです。目元の皮膚は薄いために、ヒアルロン酸注射なども向かないことが多く、レチノイン酸とピーリングでじっくりケアしていくか、劇的な改善を求める人は、美容外科でたるみを取る手術を行なったりします。手術は、改善度は大きいのですが、術後最低2週間は腫れや違和感が続きます。最近ではレーザーでハリを出す美容治療も行われているようです。