「下ごしらえ」カテゴリーアーカイブ

VOL.704 カバタッピ 〜パスタの種類

カバタッピ

カバタッピは、ショートパスタの一種で、螺旋状のマカロニです。

マカロニのような筒状のパスタを螺旋状にねじる形で形成されています。この他にも「cellentani」や「amori」、「spirali」と呼ばれることもあります。

「Cavatappi(カヴァタッピ)」は、イタリア語で栓抜き(コルクスクリュー)を意味する言葉が由来となっています。

螺旋状をしていますが、マカロニと同じような用法が可能です。マヨネーズとの相性がいいのでサラダに使用したり、クリームソースやトマトソースとの絡めたりすることで美味しくいただけます。また、それほど大きいパスタではないため、スープに浮かべて食べることもあります。

VOL.703 ファルファッレ 〜パスタの種類

ファルファッレ

ファルファッレは、ショートパスタの一種で、蝶ネクタイのような形状のパスタです。

「farfalla(ファルファッレ)」の名はこの形状から、イタリア語の蝶を意味する「farfalla」が由来となっています。Farfalleの最後に付く「e」はイタリア語の女性複数形であり、英語では「butterflies」の意味があると言われています。

ファルファッレは小さくとも幅広で凹凸もあることから、ソースなどとの相性がいいパスタになっています。そのためクリームソースやトマトを使った料理とは特に合わせやすくなっています。

VOL.702 コンキリエ 〜パスタの種類

コンキリエ

コンキリエは、ショートパスタの一種で、貝殻のような形状のパスタです。

「conchiglie(コンキリエ)」という名前は、イタリア語で「貝殻」の意味を持つコンキリア(conchiglia)の複数形から来ています。ちなみに大型のものをコンキリオーニ(conchiglioni)、小型のものをコンキリエッテ(conchigliette)と言い分けることもあります。

貝殻のような形であることから、小さな具を入れる料理法を取ることが多いです。その料理法はとても豊富で、サラダに使われることや、トマトやクリームソースを絡めたり、煮込み料理に利用されるなど、幅広い利用方法があります。

VOL.701 オレッキエッテ 〜パスタの種類

オレッキエッテ

オレッキエッテは、ショートパスタの一種で、小さな耳のような形状のパスタです。

「orecchiette(オレキエッテ)」は、「耳(小さい耳)」という意味を持つ、見た目も可愛らしいパスタです。プーリア州の中でも南に位置するターラント地域では、現地の言葉で「recchted(小さい耳)」や「chiancarelle(小石)」とも呼ばれています。

それほど大きいパスタでもないので、味の濃いソースなどとの相性はそれほど良くはありません。それよりもペスカトーレやオイル系のさっぱりした調理がよく合います。

VOL.700 フリッジ 〜パスタの種類

フリッジ

フリッジは、ショートパスタの一種で、らせん状にねじった形状のパスタです。

「fusilli(フジッリ)」の語源は、らせん状の銃砲身に似ていることから、古いイタリア語でライフルを意味する「fusile」からきているといわれています。イタリアの地域によっては「スピラーレ」という呼び名でも親しまれています。日本では、カール、またはカールマカロニなどと呼ばれる場合もありますが、正式名称のフジッリという呼び名も徐々に定着してきました。

その名の通り、くるくると巻いた形がソースと良く絡みやすいのが特徴です。ほうれん草やトマトソースなどを練り込んだ色付きのタイプもあり、色味を生かしてサラダなどにも使われています。

VOL.699 ペンネ 〜パスタの種類

ペンネ

ペンネは、ショートパスタの一種で、先端を斜めにカットしており、ペンのように尖った形状のパスタです。

イタリア語で「Penna(ペンネ)」という言葉は、「ペン」の複数形を表しています。2〜3cmのまっすぐの筒の両端を並行に斜めに切り落とした形で、中でもペンネ・リガーテ は表面には細かい溝があり、ソースが絡みやすくなっているため、よく使われる。

管が長めであることから、ソースにからみやすいのが魅力。 さらに深く見ていくとペンネには2種類あり、溝のある「ペンネ・リガーテ」と、なめらかな表面の「ペンネ・リッシェ」に分けられる。また、「ペンネッテ」は小型のペンネであり、形状などはほぼ一緒なのですが、大きさが小さくなっています。