「HAIR CARE」カテゴリーアーカイブ

VOL.210 毛髪の3層構造

コルテックス(皮質)

毛髪の内部を形づくる組織で、髪の90%を占めています。水となじみやすい性質をもち、パーマやヘアカラーは、主にこの部分に作用しています。

メデュラ(髄質)

毛髪中心部の組織で、空洞の多いところです。パーマのかかりやすさや、太さにまで深く関係するといわれています。太毛には存在し、細毛には存在しないことが多いようです。

キューティクル(毛小皮)

毛髪表面を覆う組織で、保護膜のような透明でかたいウロコ状のものです。4〜6枚が重なり、外部刺激から髪内部を保護します。パーマ剤などの薬剤の浸透を妨げる働きもあります。

メラニン色素とは

コルテックス内にあり、髪の毛の色を決定する色素です。ヘアカラーはメラニンを分解・脱色しておこなわれます。

のり巻きのような構造髪の構造は巻き寿司に似ています。

のり…キューティクル
ごはん…コルテックス
具…メデュラ
※キューティクルがはがれることで髪のダメージは進行します。

VOL.209 毛髪は3層でできている

髪のしくみを知ることが一生の美髪につながる

髪の毛がいったい何からどうやってできているかご存知でしょうか。
キューティクルなら耳なじみあるけど、それ以外は、という人も多いのではないでしょうか。

まず構造や特性から髪を理解すれば、適材適所のお手入れができます。たとえば、トリートメントはどこに効かせるもの。などがわかり、意識できるようになると、アイテム選びもより的確になります。今知っておけば一生役立つ、髪のしくみを学んでいきましょう。

VOL.208 ヘアケアの基礎知識

人それぞれ髪質が異なるのだから、髪の悩みや憧れるスタイルも十人十色です。しかし、髪の原理は全ての人に共通します。

顔の形や体格によって、似合うヘアスタイルは確かに違いますが、前髪のあるなしで印象が変わるように、ある種法則があります。

ヘア編では、そんな髪にまつわる基礎をご紹介します。正しいヘアケアの仕方や簡単なヘアスタイリング術など、もっと美しい髪、もっと自分を輝かせる髪型へのヒントが、きっと見つかります。

VOL.170 美肌のため栄養素とオススメ食材6

つや髪

髪のものになる栄養素はタンパク質です。海藻類に含まれるヨウ素は、代謝を促進させ髪につやを与えます。亜鉛は酵素やコラーゲンの生成に必要なミネラルです。不足すると脱毛など免疫機能が低下してします。

オススメ食材

たんぱく質
鶏ささ身、豚肉の赤身、豆腐、卵など

ヨウ素
わかめ、めかぶ、昆布など

亜鉛
牡蠣、レバーなど

気にな肌や髪の悩みを改善するのに必要な栄養素や、オススメの食材をご紹介していきます。あなたの体調に合わせて、これらの食材を毎日の料理に意識的に摂り入れ、継続して少しづつでも改善していきましょう。

VOL.274 髪と頭皮を育む生活習慣

健やかな髪にも生活習慣が大切

加齢とともに髪が細くなったり、薄くなったりすることがありますが、主な原因はホルモンバランスの変化になります。

女性ホルモンは、髪を豊にする作用がありますが、それが減ると髪のボリュームが減ったり、細くなったりします。とくに更年期ごろになるとその傾向が強く表れます。

加齢以外に髪が薄くなる原因としては、髪の栄養不足があげられます。食生活の乱れや睡眠不足、血行不良、ストレスなどの原因で、髪に栄養が行き届かなくなると、髪は細くなり切れやすくなります。生活全般を見直して睡眠や栄養を充分に摂り、ホルモンバランスを整えることが重要になります。

また、頭皮マッサージやブラッシングなどで頭皮の血行を促進するのも有効になります。更年期ごろから始まる薄毛は、壮年性脱毛と呼ばれて「ミノキシジル」という育毛剤の有効性が確認されています。

血行を促し地肌を育む頭皮マッサージ

指の腹で頭皮をマッサージ

シャンプー時やお風呂上がりに、止めを立てずに5本指の腹を使って頭皮全体を優しくマッサージしましょう。頭皮がやわらかくなって血行が良くなります。

頭皮をゆっくり刺激する

髪を根元から持ち上げて、髪を引っぱるようにしてゆっくりと頭皮を動かします。強く引っぱりすぎないように注意しましょう。

VOL.267 ボディーも髪もトータルエイジングケア

ボディーのすみずみまで磨いてこそ「エイジングケア」です。それ以外のケアとなるとつい億劫になったり、どうケアしていいのかわからなかったりする人も多いのではないでしょうか。

首や手のシワ、髪の薄毛など、気になっていたことに関して正しいケアを学んで、今日から実践してみましょう。