Vol.186 エイジングケア化粧品を使うときの正しい順番はある?

エイジングケアなんでも Q&A 6

Q. エイジングケア化粧品は化粧水や美容液、クリームなどあるけど使うときの正しい順番はありますか?

A. 先に顔全体に使うものと水性のものから使う

エイジング化粧品には、化粧水のように顔全体に使うものと、アイクリームのように部分的に使うものがあります。部分使いの化粧品を先につけた後、その上から顔全体につけるものを使うと、先につけたものが広がってしまいます。よって顔全体に使う化粧品から先につけましょう。

また、化粧品を塗る順番は肌の上で混じりますので、それほど新家資質になることはありませんが、油溶性の化粧品を先に塗ると、水溶性の化粧品をはじきやすいので、水性の化粧品から塗ることをお勧めします。

Vol.185 顔の善玉菌を落とさないように、洗顔を減らす?

エイジングケアなんでも Q&A 5

Q. 顔の善玉菌を落とさないように、洗顔をあまりしないほうがいい?

A. 余分な菌を落とすことが正常な善玉菌の維持につながる

肌の常在菌は、雑菌の繁殖を防いで肌表面を健全に保つ役割をもっています。なので「善玉菌」とも呼ばれています。

洗顔によって常在菌はある程度失われますが、すべてなくなることはありません。わずかでも残れば、菌は秒単位で分裂して増えていきますので、もとの善玉菌の皮膜はもどります。

常在菌を失うことを恐れたりせずに、きちんと洗顔したほうが良いということになります。外から雑菌が絶えず付着してますので、むしろ1日2回は洗って、余分な菌を落とすことが正常な善玉菌の維持につながります。

Vol.184 紫外線は目からも入り、シワやシミの原因になる?

エイジングケアなんでも Q&A 4

Q. 紫外線は目からも入り、シワやシミの原因になるってホント?

A. メラニンがたくさんつくられます

紫外線が入ってきたという情報が目から脳に伝わると、脳は紫外線から体を守るために、メラニンをつくれと命じるホルモンを出します。このホルモンがメラノサイトを刺激して、メラニンがたくさんつくられてしまいます。

また紫外線は、目そのものにとっても老化の原因になります。翼上片(よくじょうへん)や白内障、瞼裂斑(けんれつはん)などを起こすこともあります。帽子をかぶる、サングラスで保護するなどして、目から紫外線を防ぎましょう。

つづく…

Vol.183 化粧品はたたき込んだり、持ち上げて塗ると効果的?

エイジングケアなんでも Q&A 3

Q. 化粧品はしっかりたたき込んだり、下から上へ持ち上げて塗ったほうが効果が上がる?

A. 適量を肌にのせるようにやさしくなじませるのが基本になります。

化粧品をコットンなどでパタパタとたたき込んでり、グイグイと力を加えて持ち上げたりして塗ると、肌へのストレスになります。それを長い期間続けてしまうと、炎症を起こしてシミになったり、コラーゲンを傷めてシワの原因になったりすることもあります。

化粧品をつけるときは、適量をとり、肌にのせるようになじませるのが基本になります。美容液などを塗るときは、まず手のひらに広げてからそっと肌を押さえて、細かいところは中指と薬指を肌に滑らせるように動かして力を入れずに塗るようにしましょう。

つづく…

Vol.182 シワやたるみの予防にリンパマッサージが必要?

エイジングケアなんでも Q&A 2

Q. シワやたるみの予防にリンパマッサージが必要ですか?

A. 自己流の間違ったマッサージならやめておきましょう

リンパマッサージは、流れにくくなっているリンパ液の循環を改善し、血行をよくしてむくみを減らすなどの効果があります。しかしリンパマッサージに限らず、フェイスマッサージの手技は難しいので簡単には身につきません。自己流の間違ったマッサージでは、かえって肌を傷めてシワをつくってしまうこともあります。

また、エイジングケア化粧品は刺激が強いものが多いので、つけながらのマッサージは肌への負担になることがあります。マッサージをするなら、保湿美容液などをつけながら、肌に負担がかからない強さで行いましょう。

つづく…

Vol.181 エイジングケア化粧品は、ラインで揃えた方がいい?

エイジングケアなんでも Q&A 1

Q.エイジングケア化粧品は、ラインで揃えた方がいい?

A.あえてそろえる必要はありません

化粧品は医薬品とは違うので、いろいろな会社の製品を混ぜ使ったり、同じ成分が重なったりしても、危険な反応を起こすことはありません。また、ラインでそろえたほうが効果が高まるという話もありますが、化粧品同士が大きな相乗効果を起こすということも、通常はありません。

エイジングケア化粧品を選ぶポイントは、シワの予防やシミの改善などの目的によって、必要な成分がしっかり入っているかどうかです。たとえば、ビタミンC誘導体の化粧品はA社で、ナイアシン入りのクリームはB社など。成分に注目して化粧品を探し、つけ心地など自分の肌に合ったものを選びましょう。

つづく…