VOL.968 最良の献立ルール⑤

新鮮な魚を週2〜3回以上食べる

血管や細胞を健やかに保つ

近年、世界的に魚食が注目を集めています。2010年に「週に2〜3回魚を食べると虚血性疾患や突然死などのリスクが低下する」という研究結果がアメリカで発表されて以来、魚食の健康効果に関する研究が進んでいます。

日本は豊富な海産物に恵まれているにもかかわらず、魚を食べる機会が減っています。週に2〜3回とは言わず、毎日でも魚を食べて、血管の若さを保ちましょう。ただし、干物や加工食品は塩分が高くなりがちなので控えめにして、生の魚(冷凍も可)を刺身、焼き魚、煮魚などにして食べるのがおすすめです。

※虚血性疾患

虚血性心疾患とは、動脈硬化や血栓で心臓の血管が狭くなり、心臓に酸素・栄養がいきわたらず、運動やストレスで前胸部などに痛み(心臓の痛み)、圧迫感といった症状を生じる状態です。虚血性心疾患の症状は様々なものがあり、自覚症状なく健康診断の心電図異常ではじめて指摘されたり、苦しくなったり、歯の痛みを感じることもあります。一般的には運動中や、強いストレスがかかった時に、前胸部、時に左腕や背中に痛み、圧迫感を生じます。前兆なく発症し突然死を引き起こすこともあります。
(国立循環器病研究センターHPより抜粋)

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です