VOL.711 ホースラディッシュ 〜用語辞典

ホースラディッシュは、もともとフィンランドをはじめとするヨーロッパ原産の植物です。

別名わさび大根、西洋ワサビとも呼ばれ、細身の大根ほどの大きさの、木の根のような外見です。皮をむくと、中は白くてかたく、日本のワサビや大根に似た香りと、鼻にツーンと抜ける刺激的な辛さがあります。

日本では明治時代に伝わったとされており、かつては長野や埼玉、北海道で栽培されていましたが、現在では大半が北海道産となっています。

ホースラディッシュは、そのままだと辛みはあまり感じません。普段みかける、緑色のわさびとは違い、白色が特徴です。味はそのまま食べるとそこまで辛くありませんが、日本のわさびと比べて酸味があり、すりおろすと強い辛みがでます。その辛さは本わさびの約1.5倍以上!鼻にかけて辛みが抜けるときにその酸味の強さが伝わってきます。

サンドイッチのマヨネーズソース、ローストビーフなどの肉料理や、魚料理の薬味として添えられることが多いです。また、サンドイッチのマヨネーズソース、ドレッシングの香味づけにも使われ、パウダーは日本のわさびの代用品として、粉ワサビや練りわさびなどに使われます。

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