VOL.281 BBクリームがヨレて仕上がりが悪い

油分と厚みのコントロール

手軽なメイクアイテムとして幅広い世代が愛用されているのがBBクリームです。もともとは肌の傷や欠点をカバーする軟膏クリームでしたが、今では保湿や下地、UVケア、ファンデーション、コンシーラーのすべてを担うアイテムとして重宝されています。

さまざまな役割をかねそなえている分、油分の配合量も多く、ヨレが気になるという声も聞きます。ここではBBクリームを上手に使いこなす秘伝を伝授します。いちばんのコツは、一般的なファンデーションよりも少量で仕上げることです。これで、春夏の肌にも快適な仕上がりになります。

少量&減厚塗りでヨレくずれ回避

1/3の量を使う

保湿やコンシーラーも兼ねたBBクリームは油分が多く、カバー力も高めです。いつものファンデーションの1/3量で十分です。

自然な減厚塗りをする

国庫からは通常のリキッドファンデーションと同じです。中指で頬の面にのばし、薬指で輪郭へ向けて自然に薄くなるようになじませます。

油分をスポンジオフする

指でのばしたすじのムラをならすように、スポンジで肌を軽くたたきます。これで余分な油分もとれて、密着感も増します。

VOL.280 朝起きたら肌がくすんでいる②

頭皮の血流アップでつまりを流す

頭皮のかたさは、くすみにもかかわる大事なことです。頻繁にもみほぐすことで、透明感あふれる肌をとりもどしましょう。時間がなければ耳もみだけでも実践してみてください。

最初と最後に耳もみ

かたい耳まわりをほぐすことで、老廃物の排出はよりスムーズになります。耳をつまんで前後にぐるぐる耳をまわしを、各10回します。時間がないときはこれだけでもOKです。

まずひたいの滞りを流す

両手の中指と薬指をひたいの中央に4点置きしたら、2秒ツボおしします。少しずつ移動させながら2秒ずつおし、これを繰り返しながらこめかみまで移動します。

生え際をプッシュ

顔と頭皮の境目、髪の生え際もしっかりほぐしましょう。生え際にそって指の腹をあて、地肌を小さく回転させるようにマッサージします。

耳上から後頭部へ

指を開き、こめかみから老廃物を耳上に向けて流して、後頭部をぐるりと通ってえり足、鎖骨の順番に流していきます。最後にもう一度おこないます。

VOL.279 朝起きたら肌がくすんでいる①

頭皮のコリもくすみを誘発

ハードな毎日が続いたり、あまり睡眠時間がとれなかったりした翌朝は、朝からすでに顔色がどんよりということもよくあります。

手っ取り早い対策としては、老廃物や血流の滞りを流すフェイスマッサージが知られています。しかし、もっと効果的なところが頭皮マッサージになります。

頭部の老廃物の排出口はワキのしたにあるのですが、その途中の重要なジャンクションが耳のすぐ下にある耳下腺です。この周囲の血流アップが、くすみを流すポイントになります。

透明感のスイッチを入れる朝の習慣

頭皮のコリはくすみを比例

顔同様、重力で下に引っ張られる下に引っ張られる頭皮は、皮膚もかたく老廃物がたまりがちです。とくに疲れ目の影響を受けやすい耳まわりは、血流も悪化しやすく、くすみに直結するので念入りにもみましょう。側頭部、耳の上あたりをマッサージします。

いつでも気づいたときに頭皮マッサージをする習慣をつけると、肌色もくすみにくくなります。

VOL.278 疲れ顔が悩み

上向きラインで視線を誘導

なぜかいつも「疲れてる?」ってきかれてしまう方は、ちょっとした視覚効果を利用して、表情に元気を吹き込んであげましょう。

人間は、上向きのものや赤みのあるものを見ると「元気」や「若々しい」と感じます。ファンデーションを塗り直すよりも、血色や透明感を与えたほうが、いきいきとした印象をつくれます。

たとえば、目頭にハイライトを入れると、みずみずしい透明感がでます。さらに光が反射して瞳も澄んだ印象になるので、元気復活のハイライトをお直しに活用しましょう。

透明感と顔全体をリフトアップ

目元まわりにハイライト

目元まわりがどんよりくすむと、表情は曇って見えます。パールホワイトやパールベージュなど光を含んだアイカラーやハイライト、フェイスパウダーを目尻の下あたりに入れます。これで瞳がライトアップされ、透明感が復活します。

上向きチーク

基本のチークを入れたら、上向きチークを入れます。わずかな上向きの軌道ができるだけでも、頬はスッと上がって見えます。

VOL.277 夕方のほうれい線が気になる

顔色も頬の締まりも戻る

簡単マッサージ

1日の疲れもピークに近づく夕方の終業時刻まぎわ。顔の頬のたるみもピークを迎えます。じつは、1日という短いサイクルの中でも肌の疲弊が起こっています。朝より夕方の方がわずかに頬の位置も下がるといわれています。こんなとき道具も手を使わずに、ソフトに頬を刺激できる簡易マッサージがあります。

それが舌を使った「舌リフト」です。
舌先で頬を押し出したり頬をぷーっとふくらませたりすることで血行がよくなって、表情に緊張感が戻り、ほうれい線も目立たなくなります。習慣にすると頬もたるみにくくなります。

舌リフトでほうれい線を撃退

頬の筋肉を強化する

片頬の筋肉をゆっくりふくらませ、戻します。左右交互に5回ずつおこないます。

口元の筋肉を緊張させる

次に口をパンパンにふくらませ、そのまま唇に力を入れてすぼめ、5秒間キープします。

舌でシワをおし戻す

ほうれい線の真裏から舌先で、グッとシワの溝をおし戻すようになぞりあげます。

VOL.276 シワが目立って気になる②

目元小ジワは保湿ファンデとハイライト

保湿ファンデを塗る

ツヤのある保湿力の高いフェンデーションでしっとりとさせて、シワを目立たなくさせます。

アイクリームを塗ります

メイク直しのときに、アイクリームを気になる部分に薄く塗ります。

光で飛ばす

ブラシでふわりとハイライトを入れると、光の効果でシワが目立ちにくくなります。

ほうれい線は筆コンシーラー

太めになぞる

ほうれい線を太めになぞり、同時にくすみやすい小鼻のわきもカバーします。

シワをのばす

頬をふくらませてシワをチェックします。のびた部分がなじませるポイントです。

境目をタッピング

頬は膨らませたままタッピングして、肌との境目だけを細長くぼかします。