VOL.211 毛髪の構成成分

毛髪の80%は、複数のアミノ酸からなるタンパク質でできています。
皮膚の主成分は、コラーゲンタンパク質で、毛髪の主成分はケラチンタンパク質と種類が異なります。

髪の毛は1日に0.4mmづつ伸びます。頭髪全体で34m分のケラチンタンパク質が毎日生産されています。すこやかな髪を育てるにはアミノ酸やタンパク質を、ヘアケア製品からも積極的に摂取することが大事です。

ケラチンタンパク質 80%

他のタンパク質にはあまり存在しない、シスチンというアミノ酸を多く含んでいるのが特徴です。化学薬品に比較的強く、弾力性にも優れています。

水分 10〜15%

乾いているように見える髪も、じつは内部に水分があります。髪がダメージを受けると水分保持力は弱まるが、NMFという天然保湿因子が水分を一定に保っています。

メラニン色素 3%以下

コルテックス内のケラチンタンパク質と混じりあい、髪の色を決定づける要素です。主にキューティクルの近くに分布しています。サイズが大きく、量が多いほど、髪色は黒くなります。

その他

脂質や微量元素など

VOL.210 毛髪の3層構造

コルテックス(皮質)

毛髪の内部を形づくる組織で、髪の90%を占めています。水となじみやすい性質をもち、パーマやヘアカラーは、主にこの部分に作用しています。

メデュラ(髄質)

毛髪中心部の組織で、空洞の多いところです。パーマのかかりやすさや、太さにまで深く関係するといわれています。太毛には存在し、細毛には存在しないことが多いようです。

キューティクル(毛小皮)

毛髪表面を覆う組織で、保護膜のような透明でかたいウロコ状のものです。4〜6枚が重なり、外部刺激から髪内部を保護します。パーマ剤などの薬剤の浸透を妨げる働きもあります。

メラニン色素とは

コルテックス内にあり、髪の毛の色を決定する色素です。ヘアカラーはメラニンを分解・脱色しておこなわれます。

のり巻きのような構造髪の構造は巻き寿司に似ています。

のり…キューティクル
ごはん…コルテックス
具…メデュラ
※キューティクルがはがれることで髪のダメージは進行します。

VOL.209 毛髪は3層でできている

髪のしくみを知ることが一生の美髪につながる

髪の毛がいったい何からどうやってできているかご存知でしょうか。
キューティクルなら耳なじみあるけど、それ以外は、という人も多いのではないでしょうか。

まず構造や特性から髪を理解すれば、適材適所のお手入れができます。たとえば、トリートメントはどこに効かせるもの。などがわかり、意識できるようになると、アイテム選びもより的確になります。今知っておけば一生役立つ、髪のしくみを学んでいきましょう。

VOL.208 ヘアケアの基礎知識

人それぞれ髪質が異なるのだから、髪の悩みや憧れるスタイルも十人十色です。しかし、髪の原理は全ての人に共通します。

顔の形や体格によって、似合うヘアスタイルは確かに違いますが、前髪のあるなしで印象が変わるように、ある種法則があります。

ヘア編では、そんな髪にまつわる基礎をご紹介します。正しいヘアケアの仕方や簡単なヘアスタイリング術など、もっと美しい髪、もっと自分を輝かせる髪型へのヒントが、きっと見つかります。

VOL.586 水菜と京揚げのしゃぶしゃぶ風鍋 〜冬メニュー③

今の時代は季節に関係なく、色々な食べ物が買えるようになりましたが、やはり旬の食べ物を意識したほうが、身体にもよく、お財布にやさしいでしょう。

白菜は冬野菜の代表格です。ビタミンC、カルシウム、カリウムなど含むので栄養のバランスが良い野菜といえます。さらに、ベーコンを入れてスープ煮にすると、白菜の甘味とベーコンのうま味とからみ合って、美味しくなります。

食欲がないときや、むくみが気になるときにもオススメです。白菜の代わりにキャベツを使えば、調子の悪いときに役立ちます。

材料(2人分)

水菜・・・1枚
京揚げ・・・1枚
カツオ節・・・適量
昆布・・・大さじ2
水・・・2カップ

作り方

①昆布とカツオ節でだしをとります。

②水菜はざく切りにし、京揚げはひと口大に切ります。

③だしにくぐらせていただきます。

このレシピで摂れる美肌栄養素

ビタミンA・ビタミンC・ビタミンE・ビタミンK・ビタミンB1・ビタミンB2・ビタミンB6・ナイアシン・葉酸・パントテン酸・ビオチン・タンパク質・カリウム・カルシウム・マグネシウム・リン・鉄・亜鉛・ヨウ素・食物繊維

VOL.585 イワシのつみれ鍋 〜冬メニュー②

魚の骨をとるのはちょっと大変だけど、つみれは自分でつくるほうが断然おいしいから、頑張ってつくります。

そして冬は体を温めてくれる根菜類がたくさん出回っているので、ごぼうや長ねぎ、にんじんなど冷蔵庫にある野菜をどんどん入れて、熱々を食べます。

イワシは脂質の代謝を整えて健康な皮膚、髪、爪をつくるビタミンB2を豊富に含むほか、血液をサラサラにする効果もあります。また、鉄分も含まれているので、貧血でいつも顔色が悪いという女性にはオススメです。

材料(2人分)

イワシ・・・2尾
ごぼう・・・1/4本
にんじん・・・1/2本
大根・・・1/8本
しょうが・・・1/2片
出汁・・・5カップ

作り方

①イワシを3枚に下ろして、すり鉢ですります。

②生姜の絞り汁と刻んだしょうがを①に入れます。小麦粉を入れてねり、団子状に丸めます。

③ごぼうはささがきに、にんじん、大根は拍子切りにします。

④鍋にたっぷりの水を入れて③を入れて熱し、イワシ団子を一緒に入れて煮ます。全体に火が通ったら完成です。

このレシピで摂れる美肌栄養素

ビタミンA・ビタミンC・ビタミンE・ビタミンD・ビタミンK・ナイアシン・ビタミンB1・ビタミンB2・ビタミンB6・ビタミンB12・ナイアシン・葉酸・パントテン酸・ビオチン・タンパク質・カリウム・カルシウム・マグネシウム・リン・鉄・亜鉛・ヨウ素・食物繊維

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