「HEALTHY」カテゴリーアーカイブ

VOL.223 サロン流ブローテクニック

ツヤツヤの髪をつくる

ヘアサロンでブローしてもらったときは、髪がサラサラでツヤツヤだったのに、自分でやるとうまくいかない。その原因はテンションと、クールダウンにあります。髪を軽く引っぱりながらブローし、冷まします。そうするとサロンの帰りのようなツヤ髪に仕上がります。

1 ブロッキング

上半分の髪を頭頂部でまとめる
まずは、上半分の髪を頭頂部で一つにまとめます。美しい仕上がりを望むなら、ブロッキングは必須になります。

2 ブラシを入れる

ブラシは根元にグイッと入れる
手ぐしで髪をととのえて、毛先をつまんで髪を引っ張った状態で、根元にグイッとブラシを入れます。ブラシに髪がからんだらドライヤーを用意します。

3 根元〜中間

引っぱりながらドライヤーをあてる
根元〜毛先に向けてドライヤーを当てながら髪をとかしていきます。ブラシを少し回転させるように引っぱると、髪がブラシにからんで安定します。

4 毛先を巻き込む

ドライヤーをはずす
毛先まで到達したら、ブラシを内に巻き込みます。毛先を温め、乾かしたら、ここでいったんドライヤーを外します。

5 冷ましてツヤを出す

髪がピンと張っているように
手でブラシと毛先をおさえて、冷めるのを待ちます。このとき髪がピンと張っていれば、冷めたときにツヤが出ます。

VOL.222 髪を傷めないヘアブロー

ドライヤーで髪を乾かすときのポイントは、「上から下」と「ななめ45度」の2つです。これを守れば、自然乾燥よりもキューティクルが整い、髪へのダメージも少なくなります。ただ乾かすのではなく、ブローもヘアケアの一部という意識を持つようにしましょう。

正しいドライヤーのあて方

1 根元をしっかり乾かす

ブローは根本からスタートするのが正解です。髪を指でかき上げ、空気を入れながら乾かします。根元の水分を下に落とす感じで手を動かしましょう。

2 髪に対して上からななめ45度に

キューティクルは根元から毛先に向かって重なっているので、中間はその流れにそってなめらかにドライヤーをあてるのが、髪を傷つけないブローの秘訣です。髪に対して上からななめ45度にドライヤーを構えましょう。

3 風の流れは必ず上から下へ

猫の手のようなイメージで、内側から手でコーミングしながら丸くアールをつけて毛先を落ち着かせます。このときも下からは絶対に風を送らないこと。

素早く乾かすにはタオルドライも肝心

力任せにワシャワシャ拭うのは髪にダメージを与えるのでNG!中間〜毛先にかけてタオルで髪をはさみ、水分を押し出すイメージで軽く叩くようにして水気を切りましょう。

間違いだらけのブローの仕方

真横から風をあてる

この角度では風が下に流れないので、乾きが遅くなります。根元以外は上からななめ45度を厳守しましょう。

毛先ばかりを乾かしすぎる

毛先は傷みやすいので、ブローの時間はできるだけ短くしましょう。なのに下からあおられたのでは、キューティクルは整わず、髪もまとまりません。

VOL.221 正しく乾かすことが美髪の近道

濡れたままのほうが髪にダメージが

ドライヤーは髪に悪いは誤解

「ドライヤーの熱で髪が傷むから、自然乾燥にしています」という人は、案外多いようです。確かに、高音で長時間熱を加えるのは髪によくありません。でも実は半乾きで濡れたままのほうが、髪にとってはもっと良くないのです。

普通、髪の水分量は10〜15%ですが、濡れるとキューティクルが開き、そのままでいると水を吸いすぎて髪がふくれ上がってしまいます。髪を乾かさないで寝るのは、わざわざパサパサの髪をつくり出しているようなものです。髪の健康を考えるなら、きちんと乾かしてキューティクルを閉じてから寝ましょう。

ドライヤーの冷風をもっと活用する

ドライヤーの冷風機能を使っていますか?何のためにあるのか分からない、使ったことがない、という人も多いかも知れません。

意外に思うかも知れませんが、ブロースタイリングの鍵は熱ではありません。大事なのは冷やすことです。なぜなら髪の形状がたかまるのは、冷めたときだからです。温めたあとに冷やす工程をプラスすると、何度もカールしなくても効率よくスタイルが定着します。ドライヤーをあてる時間が短くなり、髪への負担も軽減します。

美髪をめざすのであれば、冷風を存分に活用しましょう。

VOL.220 美髪をつくるヘアケアの基本

お金をかけずに美髪をつくる

昔と比べて、本当にヘアケアへの意識が高く、お金や時間をかけていると感じます。しかし、ダメージで悩んでいる人に話を聞くと、シャンプーやブローの仕方が間違っているケースがとても多いのです。トリートメントにしてもよくわからないまま流行りのものを使っているという声をよく聞きます。

ここではシャンプーやブローの正しい方法と、トリートメントが髪のどこにどう作用しているかのおさらいをします。ヘアプロダクトやケア法など、新しいものに飛びつきたくなる気持ちはわかります。しかしその前に、毎日のお手入れ習慣を見直してみましょう。お金をかける前に、基本を知ったほうが髪は輝きます。

VOL.219 美髪をつくる補修ケア

見ちがえるような美髪を手に入れる

髪は死んだ細部

髪が、実は死んだ細胞だということをご存知でしょうか。死んだ細胞と聞くと何の手のほどこしようがないのでは?と思うかも知れません。

髪は自力では再生できないので、一度傷つくと自然にもとに戻りません。だからこそダメージを与えない守りのケアが何よりも大切なのです。そして傷んだところには、補修ケアをすることができます。日々の習慣でダメージを蓄積させてしまわないように、シャンプーやブロー、トリートメントの正しいやり方を、ぜひ知っておきましょう。

正しいお手入れとスタイリング

もう一つは、髪には大きな利点があります。それはスタイルを少し変えるだけで顔の印象までもガラリと変わることです。

どれも簡単なことばかりですので、正しくお手入れすれば髪は見ちがえてきます。あきらめることはありません。髪のキレイを日々更新し、健康的で美しいつややかな髪を目指しましょう。

VOL.218 くせ毛が傷んで見える理由

髪表面だけではなく、内部にまでダメージ

くせ毛はうねりがあって光をキレイに反射できないので、毛髪ほどツヤが出ないので、パサついているように見えてしまうのです。

また、実際ゆがんでいる部分はブラッシングなどの際に余計な力がかかってしまうので、キューティクルが乱れやすい傾向にあります。