solearun のすべての投稿

VOL.274 今のファンデは肌色がくすむ気がする

肌色表記に惑わされないで

自分に合うファンデーションの色をカウンターで選んでもらったのに色浮きしてしまう。実は、肌色の色作りに限っていえば、各ブランドごとに黄みや赤み、白さなど、わずかなトーンの差があります。

例えば、同じオークル01と表記されたファンデーションを比べても、全てが同じ色ではありません。また、ヨーロッパやアメリカ、アジアなど、ブランド本国の場所によっても黄みは赤みには差があります。色番や色名は参考程度にしましょう。

実際に肌で試してみる

実際の肌色の表記には統一基準があるわけではないので、ブランドごとに基準としている肌色も異なります。肌色がいつも黄くすみしたり、白浮して見えるなら、違うブランドを試して1日過ごしてみましょう。

VOL.273 赤ら顔が気になる

つけすぎ、のばしすぎは逆効果

赤ら顔の原因は、毛細血管が透けて見えることです。これを消すには赤の補色になるグリーンのコントロールカラーが有効です。そして毛細血管が浮き出ている頬だけに使うのがポイントです。コントロールカラーを下地のように広くのばしてしまう人がいますが、これは失敗の元です。

例えば、グリーンは普通の肌の色にのせると血行が悪く見えてしまいます。また、量を使いすぎると、グレーっぽく転ぶこともあるので注意しましょう。赤みの強さにもよりますが、両頬でパール粒半分もあれば充分の量です。調整しながら使ってみましょう。

使うのはグリーンのコントロールカラー

6か所に点置き

赤みは頬のセンターエリアに集中します。下地を塗ったあと、ここにコントロールカラーを点置きします。

のばす

点置きエリア内でコントロールカラーを均一にならします。

なじませる

指のスジや色ムラを調整するために、スポンジで軽くなじませましょう。

VOL.272 ニキビを隠したい

ブラシ使いで凸凹感を和らげる

ポツンとできてしまったニキビ、気になってしまいますよね。
皮膚に盛り上がりのあるニキビの場合、その凸感のならし方がポイントになります。ニキビの周囲だけをコンシーラーブラシを使ってなだらかにととのえます。できればニキビ跡にならないようにビタミンC誘導体などの成分が入ったコンシーラーを選ぶことも、肌には大事なことです。

ニキビは本来、毛穴の中に皮脂がつまって炎症を起こした状態なので、赤く腫れているときは、まず皮膚科にいきましょう。

ニキビ隠しは凹凸のならし方で

周囲ほどなだらかに

トラブルカバーは、隠そうとしていることが人にわかってしまうと失敗です。盛り上がりを最小限におさえることが重要になります。

ニキビより2まわり大きめにコンシーラーをなじませて、肌との境目をできるだけなだらかにならすようにしましょう。仕上げに表面を軽くパウダーでおさえます。指では上手にならせない境目も、コンシーラーブラシなら、すそ野を広げるようになだらかになります。

VOL.271 気になるクマをどうにかしたい

青ずんだクマは補色の効果を利用

シミやくすみのカバーは、重度に濃い色むらの場合、肌色のコンシーラーで隠そうとしても、かえってグレーに沈んでしまうケースがあります。

例えば、青くくすんだ重度のクマなどがこれにあたります。こんなときはオレンジ系コンシーラーの出番。青の補色(反対色)の関係にあるオレンジが、クマの影をやわらかに打ち消してくれます。仕上げに薄くパウダリーを重ねれば、よりパーフェクトな仕上がりになります。

色濃いクマはオレンジ系で相殺

下まぶたに点置きする

コンシーラーは色名にオレンジを意味する「OR」と書かれているものを選びます。クマの気になるところに均一につくように下まぶたのカーブにあわせて点置きします。

核から広げる

左右に指をスライドさせて点と点をつなげて核をつくります。この核を中心に上下になじませながらクマ全体をカバーします。キワまで塗り残しなく仕上げましょう。

VOL.270 肌のテカリが気になる

保湿+収れん化粧水でテカリをおさえる

日中のメイク肌の2大悩みといえば、肌の乾燥と皮脂によるテカリです。
実は朝のメイク前のひと手間でこのテカリを抑えて、さらりとした肌を長くもたせる方法があります。それは収れん化粧水とコットン。

収れん化粧水とは、一般的な化粧水よりも皮脂をおさえる効果が高く、さっぱりとした感触で引き締め感があります。これをコットンに含ませて、テカリが気になるTゾーンにだけ2〜3分パックします。肌表面が冷えたことを確認しましょう。

保湿ケアはどんな肌にも必須なので、まず化粧水や乳液で肌をととのえてからが基本になります。

朝のクーリング保湿でテカリをセーブ

顔の皮脂テカリゾーン

私たちの身体の、ちょうど中心を走るのが正中線です。このライン上が皮脂の分泌が一番多いところなので、テカリ対策するときはここを意識しましょう。Tゾーンはもちろん、意外に脂っぽいアゴ先にも気を使いましょう。

Tゾーンをクールダウン

テカリがちな場所は、化粧水の段階でひんやりクールダウンをしておきます。引き締め効果に優れた収れん化粧水をコットンに含ませ、Tゾーンやアゴ先を2〜3分パックして冷やしましょう。

VOL.269 陥没毛穴が気になる

専用下地を使って凹みをカバーする

かなり近づかないと見えないくらいの陥没毛穴でも、自分では気になってしまうものですよね。どうしても気になる人は、専用の毛穴カバー下地をオススメします。

ブランドやアイテムはさまざまですが、毛穴の凹みをカバーするシリコンタイプのものや、毛穴に入る光をコントロールするものがいいでしょう。

隠したい気持ちから厚く重ねると、メイクがくずれやすくなってしまうので、薄くなじませるのがポイントです。

目立つ頬の毛穴には薄く、なめらかに

カバー下地をのせます

気になる毛穴があるところを中心に、専用のカバー下地を薄く伸ばします。量をつけすぎると悪目立ちするので、米粒大くらいから少しづつ、しっかりとなじませていきます。

指でなじませる

毛穴カバーは、肌との一体感が何より大事です。肌と下地との境目をフラットになるまでなじませ、表面に凸凹がなくなったことを確認しましょう。