「アンチエイジング」カテゴリーアーカイブ

VOL.719 みょうばん 〜用語辞典

みょうばんは、一般的には、硫酸化アルミニウムカリウムを指し、カリみょうばん(カリウムみょうばん)とも呼ばれています。

無色透明の正八面体の結晶体で、料理では、ナスの漬物やレンコンの下ごしらえのほか、素材の色を保ったり、煮くずれを防いだり、アクを抜いたりするのに、結晶体の水分を飛ばした焼きみょうばんが使われます。

VOL.718 メープルビネガー 〜用語辞典

メープルビネガーは、メープルシロップに酵母を加え発酵させて作られた酢です。
原料のメープルシロップと同じ琥珀色で、匂いは酢とメープルシロップが混ざった感じです。メープルシロップのグレードで味が異なります。

味は酢なので酸っぱいですが、ほんのり甘いメープルの風味を感じることができます。甘さの少ないタイプはドレッシングや料理に、甘さのあるタイプはドリンクに向きます。

VOL.717 メープルスプレッド 〜用語辞典

メープルシロップを煮詰めて攪拌したものです。
シロップを作る工程の延長で、112℃に加熱した後、約52℃に冷却し、クリーム状になるまで撹拌したものをメープルスプレッドと呼び、通常はアンバーのメープルシロップを使用するそうです。

バター状なのでメープルバターとも呼ばれますが、バターは一切入っていません。100%メープルシロップからできています。カナダではメープルスプレッド、メープルバター、メープルクリームとも呼ばれたりしています。

メープルバターは、ピーナッツバターのように適度な滑らかさを持ったクリーム状の液体なので、パンやクラッカー、肉や野菜に塗ってもいいです。

VOL.716 メープルシロップ 〜用語辞典

メープルシロップ は、サトウカエデなどの樹液を濃縮した甘味料です。

独特の風味があり、ホットケーキやワッフルにかけたり、菓子の原料として用いられ、カナダの名産品として有名です。

その歴史は古く、アメリカ先住民によって先史時代から既に製造されていた。近代においては日本でも生産されています。

かえでの樹液の採取時期が進むにつれて、だんだんと濃くなっていくのが特徴で、4つの等級 (Grade) に分けられています。等級は色、風味、糖含量で決定され、琥珀色が薄く風味が繊細なものほど高級となります。

ゴールデン

ゴールデン(デリケートテイスト)は、光の透過率75〜100%。

最も色が薄く金色だ。樹に穴を開けて最初のころに集められた樹液を煮詰めて作られている。繊細な味わいで、主にそのまま料理に掛けて味を楽しむ。

アンバー

アンバー(リッチテイスト)は、光の透過率50〜74.9%。

透明感のある琥珀色をしている。ゴールデンの次に集められた樹液で作られ、最も多く流通する種類だ。さまざまな料理に使用される。

ダーク

ダーク(ロバストテイスト)は、光の透過率25〜49.9%。

アンバーよりも濃い茶色となる。アンバーよりもあとに集められた樹液で、メープルシロップの風味が強くなる。

ベリーダーク

ベリーダーク(ストロングテイスト)は、光の透過率0〜24.9%。

コーヒーのような色合いをしている。採取があとになるほどメープルウォーターの色が濃くなっていくからだ。メープルの風味が強く、濃厚な味わいとなる。

VOL.715 ポルチーニ 〜用語辞典

ポルチーニ茸とは、ハラタケ目イグチ科ヤマドリタケ属の食用キノコです。
ポルチーニはイタリア語で「子豚」の複数形で、コロッとした愛嬌のある見た目が子豚のようであることから、その名前がつけられました。

ポルチーニ茸はイタリア料理やポーランド料理、中国の雲南料理などで使われます。ポルチーニ茸といえばイタリアと思われがちですが、ヨーロッパではポーランドが主要な産地です。

肉厚で香りの高さが特徴のポルチーニ茸は、生のまま料理に使用すると、ナッツのような濃厚な風味を楽しめます。乾燥すると、醤油のような香ばしい独特の強い香りが立ちます。乾燥したものであれば日本でも手に入れることができます。

VOL.714 花椒 〜用語辞典

花椒(ホワジャオ)は、山椒の仲間で、さわやかな香りとしびれるような辛味が特徴の、中国原産のスパイスです。日本では「かしょう」と呼びます。

花椒は、ミカン科サンショウ属の植物で、主な原産地は四川省、河北省、河南省などです。直径3mmほどの赤い実を乾燥させ、その果皮を使用します。熟した花椒の赤い果皮が弾けて割れている様子が、まるで花が咲いているようだということから、「花椒」と呼ばれるようになりました。料理のスパイスとしての食用のほか、薬用としても使用されます。花椒をひいて粉にしたものを「花椒粉(ホワジャオフェン)」と呼びます。

山椒にはいくつかの種類があり、食用に利用されるものは「山椒」と「花椒」がありますが、花椒は柑橘系のさわやかな香りと舌がしびれるような刺激的な辛みがあります。同じ用途に使えますが、一般的に山椒は日本料理に、花椒は中華料理に用いられ、四川料理には欠かせないスパイスで、代表的なのは麻婆豆腐です。