「MAKE UP」カテゴリーアーカイブ

VOL.213 シワを目立たせないメイク

ファンデーションの厚塗りを避ける

ファンデーションをつけると、肌の色むらが隠れて均一に見えます。しかし、つけたときはよくても、時間とともに表情ジワが刻まれてくると、余計にシワが目立ってしまいます。色が均一であるほど、また白っぽいほど陰影が目立ちます。真っ白のシャツと色のついたシャツとでは、真っ白の方がシワが目立つのと似ています。

厚塗りをするとシワがいっそう目立つのは、厚い粉の層に表情ジワの亀裂が入るためです。シワを目立たせないためにファンデーションの「脱・厚塗り」を心がけましょう。またメイクの前には油分の多い化粧品を使ったり、下地をたっぷりつけたりすると、あとから出てきた皮脂が加わって油分過剰になりかねません。過剰な油がファンデーションの中の油分と混じっていき、全体が液状化して化粧崩れを招くのです。

Point !!
下地もファンデーションもつけすぎないように。化粧が崩れてきたら厚塗りにならないように、フェイスパウダーで直すように。

フェイスパウダーでナチュラルに仕上げる

パウダーファンデーションを塗ったときに、肌が粉っぽくなってしまうと、シワが目立ちやすくなります。メイク前の保湿が充分なら粉っぽくならないはずですが、どうしても気になる人はファンデーションの代わりに、メイク仕上げなどに使うフェイスパウダー(粉おしろい)を使うのがおすすめです。粒子が細かいパウダーは肌にフィットするため粉っぽくならず、シワが目立ちにくくなります。

Point !!
フェイスパウダーも目尻や口元など、皮膚がよく動く部位には厚くつけすぎないことが大切です。

目尻のシワはハイライトでカバー

ファンデーションを厚塗りするのではなく、目元の肌に立体感を持たせて若々しく演出するように、ハイライトを入れてカバーしましょう。偏光パール入りのパウダータイプのハイライトなら、光を拡散させる効果がありますので、肌に自然な輝きと透明感を与えます。

Point !!
目尻をやや上げる気持ちでハイライトを入れると、より若々しい印象に仕上がります。

ポイントメイクでシワから視線をそらす

他人からの視線がシワにいかないように、アイメイクやリップメイクなどのポイントメイクを際立たせることも有効になります。たとえば口元のシワが気になるなら、自分に合う色のアイシャドウやマスカラをしっかりつけて、自然と視線がそこにいくように、印象的な目元に仕上げるとよいでしょう。

Point!!
アイラインをアイシャドウでぼかすと、まぶたが立体的に見えて、ナチュラルで引き締まった印象になります。

VOL.163 パウダーファンデーションでUVケアをする方法

VOL.167 真の保湿とは水分を与えることではない

VOL.168 間違った保湿ケアしてませんか

VOL.169 保湿の救世主「セラミド」

VOL.170 保湿の救世主「セラミド」2

VOL.171 保存版!!代表的な保湿成分

VOL.212 エイジレス美人のメイクアップテクニック

素肌の若々しさを感じさせる仕上がり

シミとシワが気になりだすと、それを隠そうとして下地やコンシーラー、ファンデーションなどを塗り重ねて、メイクが厚塗りになってしまいがちです。メイクで隠そうとして、重ねれば重ねるほどメイクが崩れやすくなり、逆にカバーしたところを目立たせていることになってしまいます。

若々しいメイクのコツはメイクアイテムを足していく「プラスのメイク」ではなく、必要最小限に減らす「マイナスのメイク」です。いかにナチュラルかつ崩れないように仕上げるかがポイントになります。

ベースメイクで作りたいのは、ツヤやハリに満ちた肌の質感です。ツヤ感を出すためには、メイク前の保湿ケアが大切になります。保湿をしっかりしておけば、パウダーが密着してメイクのノリもよくなります。またメイクで顔に光と影をつけて立体感を出していくと、ハリに満ちた若々しい肌に仕上がります。

メイクの色が合っていない、口角などのパーツが下がって見える、ぼやけた輪郭なども、老けて見える原因になります。とくにファンデーションが白く浮いていると、不自然で無理をしている感じに見えてしまいます。色を選ぶときは、首の色に合わせて選ぶとよいでしょう。パール感のあるパウダーも、使いすぎると不自然になってしまいます。

若顔メイクのポイント

・肌にツヤ感がある
・ファンデーションの色が合っている
・口角が上がって見える
・目元の輪郭がはっきりしている

老け顔に見えるメイク

・ファンデーションが粉浮きしている
・ファンデーションの色が合っていない
・口角が下がって見える
・目元の輪郭がぼやけて見える