シワ・たるみのアレコレ Q&A 6
Q. アロマテラピーでシワやたるみは改善しますか。
A. 保湿やキメ改善、抗酸化力など、さまざまな効能を持つものがありますが注意も必要
アロマオイルの中には、保湿やキメ改善、抗酸化力など、さまざまな効能を持つものがあります。そして、なんといってもアロマの効果は心理的な「癒し」にあります。
嗅覚は五感の中で唯一、直接的に大脳辺縁系(感情を司る部分)に働きかけます。つまり、香りは無条件に気持ちを落ち着かせたり、スッキリさせたりする効能があるのです。それがもたらす効果も期待できるでしょう。
ただし、植物性だからといって、肌にやさしいとは限りません。むしろ敏感肌の人には、アロマオイルは刺激になりやすいものです。試す前には必ず腕などでテストして、問題がないようであれば使用するようにしましょう。
シワ・たるみのアレコレ Q&A 5
Q. 乾燥による「ちりめんジワ」と「真皮ジワ」の見分け方はありますか。
A. 入浴後にすぐ鏡を見て、消えていればちりめんジワ。
ちりめんジワは、紫外線の刺激や空気の乾燥、スキンケア不足などから起こる、角質の水分不足が原因です。保湿すると角質がふっくらしてシワが目立たなくなるのが特徴です。入浴後にすぐ鏡を見てください。そこで消えていればちりめんジワですが、もし消えていなければ真皮ジワになります。
ちりめんジワは、ごく浅くて目立たないものなので、女性が気にする大半のシワは、真皮ジワになります。真皮ジワは、保湿ケアではなくコラーゲンに働きかけるスキンケアが必要になります。
シワ・たるみのアレコレ Q&A 4
Q. 目元のシワが気になるときは、アイクリームを使ったほうがいいですか。
A. レチノール配合であれば目元用でなくてもよい
シワであればレチノールがいちばん有効ですので、まずそれから試してください。レチノール配合の美容液やクリームであれば、とくに「目元用」でなくても大丈夫です。
レチノールの濃度は、製品によって異なります。まったく刺激がないものよりは、多少刺激があるもの(たくさんつけると若干赤くなる程度)のほうが、効果が期待できます。ただしつけすぎて真っ赤にならないように注意しましょう。
シワ・たるみのアレコレ Q&A 3
Q. シワやたるみの予防化粧品は何歳から使ったらいいですか。
A. 年齢に合わせたエイジングケアをする。
エイジングケアは、早すぎるということも、遅すぎることもありません。シワやたるみ予防であれば、ビタミンC誘導体やレチノールなどの化粧品が有効です。これらを何歳から使うのがいいのかというと、10代でスキンケアをしすぎると、ニキビを誘発することもありますので、早くても20歳をすぎてからでいいでしょう。
20代ではビタミンC誘導体を中心にケアをして、30代以上ではレチノールやピーリングも取り入れましょう。また、今までエイジングケアをしてこなかった人は、60代でも70代でも、始めたくなったときから初めてみましょう。今がいちばん若いときです。手をかけれは、肌は必ず答えてくれます。
シワ・たるみのアレコレ Q&A 2
Q. シワに左右差があるのはどうしてですか。
A. もともと頬の骨格や表情筋は、左右対象ではない
人の頬の骨格や表情筋は厳密にいうと、もともと左右対象ではありません。さらに表情のクセや左右のどちらでものを噛むか、などによっても左右差が生まれてきます。それらがシワの左右差を生じさせる原因になっています。
シワ・たるみのアレコレ Q&A
Q. 一度ついたシワは、絶対に消えないのでしょうか。
A. ホームケアで消せるものと、そうでないものがある。
乾燥が原因でできる「ちりめんジワ」は、保湿ケアが有効です。笑った時などにできる「表情ジワ」は、初期のものなら肌の代謝を上げ、コラーゲンを増やすホームケアをすると消えることもあります。しかし、表情をつくったとき以外にでもできているシワは、真皮までコラーゲンの断裂が進んでいるため、ホームケアでは解消することができません。美容皮膚科で治療を受ければ、薄くしたり目立たなくしたりすることができます。
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