「ビタミンB1」カテゴリーアーカイブ

VOL.375 コロッケ風グラタン

人気洋食のいいとこ取りヘルシーな一品

材料(2人分)

じゃがいも・・・2個
玉ねぎ・・・小1/4個
ハム・・・2枚
ほうれん草・・・50g

A
牛乳・・・1/2カップ
塩・・・少々
ナツメグ・・・少々

B
粉チーズ・・・大さじ2
パン粉・・・1/2カップ
油・・・大さじ1と1/2

作り方

①じゃがいもは皮をむいて6〜8等分に切り、水にサッとつけてアクをとります。玉ねぎはみじん切りにして、ラップで包んで電子レンジで2分間加熱します。ハムは5mm角に切ります。ほうれん草は塩(分量外)を加えた熱湯でゆで、冷水にとって冷まし、水気を絞ってから2cmの長さに切ります。

②鍋にじゃがいもを入れて、ひたひたの水と塩(各分量外)を加えて火にかけ、柔らかくなるまでゆでます。

③ゆで汁を捨てて再び火にかけ、水分をとばしながら粉ふきにします。マッシャーなどでつぶし、Aを加えて軽く火を通します。

④③にほうれん草とハム、玉ねぎを加えて混ぜ合わせ、半量ずつ耐熱容器に入れて、よく混ぜ合わせたBを上からかけます。

⑤220℃に熱したオーブンで表面がきつね色になるまで、20分ほど焼いたら完成です。

このレシピで摂れる美肌栄養素

ビタミンA・ビタミンC・ビタミンE・ビタミンK・ビタミンB1・ビタミンB2・ビタミンB6・ビタミンB12・ナイアシン・葉酸・パントテン酸・タンパク質・カリウム・カルシウム・リン・亜鉛・食物繊維

VOL.374 チーズ風味のポテトサラダ

マヨネーズを控えめに使ったヘルシーなサラダ

材料(2人分)

じゃがいも・・・2個
玉ねぎ・・・20g
ブルーチーズ・・・20g

A
酢・・・大さじ1/2
油・・・大さじ1
塩・・・少々
砂糖・・・小さじ1/2

くるみ・・・15g
マヨネーズ・・・大さじ1
粒こしょう(黒、赤)・・・適量
ミント・・・適量

作り方

①じゃがいもは皮をむいて6〜8等分に切り、水にサッとつけてアクをとります。

②玉ねぎを薄切りにします。塩(分量外)をふり、しんなりしたら水気を絞ります。

③ボウルにブルーチーズを細かくちぎって入れ、Aと玉ねぎを加えて混ぜ合わせます。

④くるみはフライパンで軽く炒り、冷めたら包丁で刻みます。

⑤鍋に①を入れて、ひたひたの水と塩(分量外)を加えて火にかけ、柔らかくなるまでゆでます。

⑥ゆで汁を捨てて再び火にかけ、水分をとばしながら粉ふきにします。熱いうちに③を加えて混ぜ合わせ、そのまま冷まします。

⑦粗熱がとれたら②、マヨネーズを加えて混ぜて器に盛り付けます。④をふりかけ、ミントを飾りつけたら完成です。

このレシピで摂れる美肌栄養素

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VOL.373 じゃがいも〜ビタミン野菜

世界中で愛されるポピュラーな野菜!肌がよろこぶビタミン野菜

【主な栄養素】

ビタミンB1

糖質を燃焼させ、エネルギーに変えるのに必要な栄養素です。足りないとエネルギーが不足し、疲労物質の蓄積で疲れやすくなります。加熱で壊れやすいビタミンです。

水溶性ビタミンの仲間であるビタミンB1はビタミンの中で最初に発見されたものです。科学的にはチアミンという名称の化合物で、ブドウ糖をエネルギーに変換する際に必要な栄養素です。エネルギー産生に関与していますので、糖質を多く摂る人や、よく体を動かす人は、エネルギーの産生が盛んなため、より多くのビタミンB1を必要としますので、特に不足しないように注意が必要です。

過剰摂取
ビタミンB1は、過剰に摂取しても余分なものは尿中に排泄され、比較的蓄積しにくいために、耐容上限量が設定されていません。しかし、サプリメントなどによって1日10gのチアミン塩酸塩を2週間半摂取し続けると、頭痛、いらだち、不眠、速脈、脆弱化(ぜいじゃくか:もろくてよわい)、接触皮膚炎、かゆみなどの症状が現れたという報告もあります。通常の食事をとっているだけであれば過剰症の心配はありませんが、サプリメントなどを利用する際は注意が必要です。

不足すると
ブドウ糖から十分にエネルギーを産生できなくなり、食欲不振、疲労、だるさなどの症状が現れます。また、脳はブドウ糖をエネルギー源としているため、ビタミンB1が不足するとエネルギーが不足し、脳や神経に障害を起こします。さらに、重症な場合は脚気(足の浮腫、しびれ、動悸・息切れ)やウェルニッケ・コルサコフ症候群(中枢神経が侵される障害)になり、重篤な場合は死亡することもあります。

玄米が重要なビタミンB1の摂取源だった日本では、ぬかを取り除いた精白米を食べるようになった元禄時代以降、脚気にかかる人が多くなり、江戸患い(わずらい)とも呼ばれていました。現代でも、インスタント食品などの利用の増加により、ビタミンB1が不足し、脚気にかかる人もいます。また、ニンニクや玉ねぎに含まれる「アリシン」と一緒に摂ることで吸収率がアップします。

ビタミンC

抗酸化作用が強いので、アンチエイジングにオススメの栄養素。

ビタミンCは、水溶性ビタミンの一つで、壊血病を予防する成分として、オレンジ果汁から発見されました。

多くの哺乳動物では、体内でブドウ糖からビタミンCを合成することができますが、人やモルモットなどの一部の動物は、合成に必要な酵素がなくビタミンCを合成できないため、食事からビタミンCを摂取しなければなりません。

ビタミンCはアスコルビン酸ともいわれ、骨や腱などの結合タンパク質であるコラーゲンの生成に必須の化合物になります。毛細血管・歯・軟骨などを正常に保つ働きがあり、皮膚のメラニン色素の生成を抑え、日焼けを防ぐ作用や、ストレスやかぜなどの病気に対する抵抗力を強める働きがあります。

最近ではビタミンCの抗酸化作用が注目され、がんや動脈硬化の予防や老化防止にビタミンCが有効であることが期待されています。

ビタミンCが不足すると、コラーゲンが生成されないため、血管がもろくなり出血を起こします。これが壊血病(かいけつびょう)です。壊血病のそのほかの症状としては、いらいらする、顔色が悪い、貧血、筋肉減少、心臓障害、呼吸困難などがあります。

ビタミンCは、果実類、野菜類、いも及びでん粉類、し好飲料類に多く含まれています。また、ビタミンCは熱に弱く、加熱調理により分解されますが、じゃがいもやさつまいもなどはビタミンCがでんぷんにより保護されているため、調理後にもほとんど分解されずに残ります。

カリウム

体液のバランスを整えるのに不可欠なミネラルです。

カリウムは、細胞の浸透圧を維持しているナトリウムとバランスをとりながら細胞を正常に保ち、血圧の調整したりして、常に一定したよい体内の状態(恒常性)を維持することに役立っています。

ナトリウムはとり過ぎると高血圧の一因になりますが、その一方でカリウムは血圧を下げる働きがあります。ナトリウムを体外に出しやすくする作用があるため、塩分の摂り過ぎを調節するのに役立ちます。

また、カリウムが不足すると脱力感、食欲不振、筋無力症、精神障害、不整脈、むくみ、などの症状がみられることがあります。近年では、カリウムの摂取量を増やすことによって脳卒中の予防や骨密度の増加につながることもわかっています。

【こんなお悩みの人にオススメ】

□冷え・コリ
□イライラ
□便秘
□アンチエイジング
□不眠
□美白

【選び方・保存のコツ】

じゃがいもの芽は有害物質です。芽が出そうになっているもの、表面にシミや緑色の部分があるものを避け、凸凹が少なくてなめらかな形のものを選びましょう。

保存するときは新聞紙に包んで冷暗所に置きます。りんごと一緒に包んでおくと、芽が出にくい。冷凍には向きませんが、つぶしてポタージュなどにすれば可能です。

【美味しい旬は】

5月・6月・10月・11月
※5、6月は皮ごと食べられる新じゃが、秋はひね(古い)のじゃがいもが出回ります。

VOL.372 さつまいもとカマンベールチーズのガレット

タンパク質やカルシウムが豊富なチーズと組み合わせた一品

材料(2人分)

さつまいも・・・80g
カマンベールチーズ・・・1/3個
ハム・・・2枚
クレソン・・・適量

A
卵白・・・1個分
塩・・・少々
こしょう・・・少々

油・・・大さじ1

作り方

①さつまいも、ハムは細めのせん切りにします。クレソン、カマンベールチーズは適度な大きさに手でちぎります。

②①、Aを混ぜ合わせます。

③フライパンに油を熱し、②を薄めに伸ばして、両面がパリッとするまでじっくりと焼いたら完成です。

このレシピで摂れる美肌栄養素

ビタミンA・ビタミンC・ビタミンE・ビタミンK・ビタミンB1・ビタミンB2・ビタミンB6・ビタミンB12・ナイアシン・葉酸・パントテン酸・タンパク質・カリウム・カルシウム・リン・亜鉛・食物繊維

VOL.371 もさつまいものサラダ

緑黄色野菜を合わせたヘルシーサラダ

材料(2人分)

さつまいも・・・小1本
ルッコラ・・・1袋
トマト・・・小1個
レッドオニオン・・・1/4個
塩・・・少々
こしょう・・・少々
オリーブ油・・・小さじ1
バルサミコ酢・・・大さじ2

A
オリーブ油・・・大さじ1
塩・・・少々
こしょう・・・少々

作り方

①さつまいもは乱切りにして、水につけてアクを抜き、ゆでます。柔らかくなったらゆで汁を捨てて、粉ふきにして塩、こしょう、オリーブ油で和えます。

②ルッコラは根元を切り落とします。トマトはくし形に切り、レッドオニオンは薄切りにして塩(分量外)をふり、しんなりしたら水洗いして水にさらしてから水気をきります。

③鍋にバルサミコ酢を入れて煮詰め、トロリとしたら火からおろし、Aを加えて混ぜ合わせます。

④①と②を彩よく器に盛り付け、③をかけたら完成です。

このレシピで摂れる美肌栄養素

ビタミンA・ビタミンC・ビタミンE・ビタミンK・ビタミンB1・ビタミンB6・ナイアシン・葉酸・パントテン酸・カリウム・カルシウム・マグネシウム・亜鉛・鉄・食物繊維

VOL.370 さつまいも〜腸内環境を整える

たっぷり含んだ食物繊維で腸内環境を整える

【主な栄養素】

βカロテン

抗酸化作用が強いので、アンチエイジングにオススメ。タンパク質と結合してコラーゲンを生成します。さらにメラニンの生成を抑制し、美白効果もあります。

カリウム

体液のバランスを整えるのに不可欠なミネラルです。

カリウムは、細胞の浸透圧を維持しているナトリウムとバランスをとりながら細胞を正常に保ち、血圧の調整したりして、常に一定したよい体内の状態(恒常性)を維持することに役立っています。

ナトリウムはとり過ぎると高血圧の一因になりますが、その一方でカリウムは血圧を下げる働きがあります。ナトリウムを体外に出しやすくする作用があるため、塩分の摂り過ぎを調節するのに役立ちます。

また、カリウムが不足すると脱力感、食欲不振、筋無力症、精神障害、不整脈、むくみ、などの症状がみられることがあります。近年では、カリウムの摂取量を増やすことによって脳卒中の予防や骨密度の増加につながることもわかっています。

ビタミンC

抗酸化作用が強いので、アンチエイジングにオススメの栄養素。

ビタミンCは、水溶性ビタミンの一つで、壊血病を予防する成分として、オレンジ果汁から発見されました。

多くの哺乳動物では、体内でブドウ糖からビタミンCを合成することができますが、人やモルモットなどの一部の動物は、合成に必要な酵素がなくビタミンCを合成できないため、食事からビタミンCを摂取しなければなりません。

ビタミンCはアスコルビン酸ともいわれ、骨や腱などの結合タンパク質であるコラーゲンの生成に必須の化合物になります。毛細血管・歯・軟骨などを正常に保つ働きがあり、皮膚のメラニン色素の生成を抑え、日焼けを防ぐ作用や、ストレスやかぜなどの病気に対する抵抗力を強める働きがあります。

最近ではビタミンCの抗酸化作用が注目され、がんや動脈硬化の予防や老化防止にビタミンCが有効であることが期待されています。

ビタミンCが不足すると、コラーゲンが生成されないため、血管がもろくなり出血を起こします。これが壊血病(かいけつびょう)です。壊血病のそのほかの症状としては、いらいらする、顔色が悪い、貧血、筋肉減少、心臓障害、呼吸困難などがあります。

ビタミンCは、果実類、野菜類、いも及びでん粉類、し好飲料類に多く含まれています。また、ビタミンCは熱に弱く、加熱調理により分解されますが、じゃがいもやさつまいもなどはビタミンCがでんぷんにより保護されているため、調理後にもほとんど分解されずに残ります。

【こんなお悩みの人にオススメ】

□冷え・コリ
□イライラ
□便秘
□肌トラブル
□アンチエイジング
□不眠
□美白

【選び方・保存のコツ】

甘みの強い安納芋や鳴門金時といった品種は人気のさつまいも。

皮にツヤがあって滑らか、赤い皮の品種なら色が鮮やかなものが新鮮です。硬いひげ根があるものは繊維が硬いことがあるので避けましょう。断面が見えるなら「す」のないものを選びましょう。

保存するときは新聞紙に包んで冷暗所へ。冷蔵庫に入れないようにしてください。

【美味しい旬は】

9月から12月
※収穫直後よりも、貯蔵して甘みを増したものがより美味しいとされています。