眉中は意外な皮脂のたまり場
眉が消えてしまう主な原因は油分です。油分とは主に乳液やファンデーションなどに含まれている油分と、ご自身の皮脂をさします。この油分をお出かけ前のメイク時に取り除くこと、油分を吸収させるために粉をはたいておくことが、落ちにくい眉づくりのポイントになります。
メイク時の油分カット
眉中の油分をぬぐう
眉の中には、保湿ケアやファンデーションの油分がたまりがちです。これが眉落ちの一因です。濡らした綿棒で毛の流れに逆らうように眉中を軽くこすります。
眉毛をフィックス
いつものように眉を描き、落ちやすいアイブロウを定着させるひと手間をプラスします。フェイスパウダーをパフに薄くなじませ、眉尻の上からそっとおさえます。
バスタイムにホット綿棒で瞬間再現
肌より敏感で、乾燥を感じやすい唇。日常的に保湿していても不意にひび割れやカサつきになることがあります。そんな時の応急処置は、まず水分を与えて蒸らし、かたくなった唇の角層をふやかすことです。
もともと唇の構造上、肌色の皮膚よりずっと角層が薄く、うるおいをつくり出す皮脂腺や、汗腺もありません。なめたり、手で触れたりするクセも、荒れる一因になります。口紅やグロスをうるおうタイプにしてみるなど、今まで以上の保湿対策をしましょう。
綿棒ゴマージュでつるんと再生
ホット綿棒で蒸らす
80〜90℃のお湯に綿棒を浸して、熱さを確かめながら唇にのせます。綿棒を転がし、唇を蒸らしながら余分な皮をからめとります。
リップで保湿
滑らかになった唇は、うるおいも浸透しやすい状態になります。リップクリームをたっぷり塗り、うるおいの膜でしっかりガードしましょう。
3分ラップ
保湿成分をしっかり浸透させるために、小さくカットしたラップで唇をパックします。3分ほどで唇がしっかり復活するでしょう。
指圧刺激で目元を活性化
疲れ目のせいか、睡眠不足のせいか、目元がはっきり開かないとき、目のまわりでは、血流の悪化や表情筋のコリなどが起こっていることがあります。気がついたときはサッとできる目元活性指圧が有効です。
目のまわりには細かい毛細血管がたくさん走ってます。この血管を瞬間的にせき止めて離すと、ポンプのように血液が流れて、代謝が活性化します。
瞳もたるみもツボ押しでスッキリ
目の上の骨を押しあげる
はじめに眉頭下のくぼみに親指をあてて、骨をゆっくり押しあげます。3秒押してはなす、を3回づつおこないます。
表情筋を刺激
続いて眉下に人さし指をあて、眉全体をグッと押しあげます。3秒指圧、を3回おこないます。
仕上げのプレス
仕上げに、目のまわりを指の腹で軽くプレスして血行をうながし、指圧完了です。重たいまぶたもスッキリします。
専用ベースを活用してランクアップ
どことなく表情まで暗く見えてしまう目元のくすみは、アイメイクの落とし残しや色素沈着、血行不良などが主な原因です。このままではアイカラーの発色にも影響を及ぼします。
そんなときはアイベースというメイクアイテムを使います。動きが多く皮膚の薄い目元をカバーして、発色が良くなります。また、淡いピンクベージュ系のアイカラーをベースにするのも有効です。色の力を活用すると、透明感が高まります。
透明感のないまぶたに2スッテップ
アイベースで色のりアップ
ベースの厚みにムラが出るとヨレの原因になります。まず隠したい広さの6割相当に薄くのせて、広げましょう。
ピンクベージュで透明感アップ
くすみのカバーには淡いピンクベージュが適任です。アイホールにふわりと入れましょう。
朝晩の保湿を使い分ける
目元の乾燥は、目のまわりをくすませるだけでなく、アイカラーの発色にもかかわることです。そもそも目元は皮膚が薄く、とてもデリケートな部分です。そのうえ表情の変化やまばたきなどで酷使され、乾燥のしやすさはトップクラスといえます。
この特別な目元には専用のケアが必須ですが、もう一つ重要なことは適度なうるおいの補給です。まぶたには皮脂腺が少ないため、意識的なケアで補う必要があります。ただし、日中のメイクの邪魔をしないように朝晩の使い分けも大事になります。
24時間のうるおいアクション
夜のクリームでナイトケア
ノーメイクの睡眠時は、保湿成分をたっぷり補う濃厚クリームの集中ケアで、手厚く保護をしましょう。目尻からぐるりと円を描くようになじませましょう。
朝の美容液でデイケア
朝のメイク前は、浸透性が高く、油分のベタつきが残りにくい美容液が適任です。また、透明感を与えるホワイトニングケアなら、明るさも復活します。
細部のみスポンジ仕上げ
カバー力で選ぶならパウダーファンデーションといわれるくらい粉付きのよさが際立っていました。技術が進化した今では、リキッドより素肌っぽく、薄づきに仕上がるアイテムも増えています。ただしつける量や塗り方によっては粉っぽさや厚塗り感が出ることもあります。
そんなテクニックの差を埋めたいなら、パウダリーのブラシを使うのがオススメです。ブラシなら力の加減をしなくても、薄く均一につけることが可能です。細部はブラシの先端を使って仕上げましょう。
ブラシづけで素肌っぽく仕上がる
手の甲で調整してから肌へ
ファンデーションの上でフェイスブラシをひと回しします。手の甲で軽く粉の含み加減を調整します。
広い面から順に
ファンデーションを塗る順番は、基本的にはまず頬の広い面、ひたい、鼻すじ、小鼻、あごの順に内側から外側にのせていきます。細部はブラシの先端を使うとキレイに仕上がります。
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