以下は、シャンプーの30〜40%を占める洗浄剤、つまり界面活性剤の種類で分類しています。複数の成分がまざっている場合もありますが、今、みなさまが使っているシャンプーはどの種類でしょうか
アミノ酸系
メリット
肌細胞と同じアミノ酸が主原料なので、安全性が高く、低刺激です。弱酸性なので髪のタンパク質を守りながら洗浄できます。泡がマイルド
デメリット
泡立ちが弱く、洗浄力が強くないため、ガンコな汚れは落としにくいです。比較的高価です
どんな髪・肌に似合うのか
ダメージ毛や敏感肌
成分表で見分けるキー成分
名前の頭に、ココイル〜、コカミド〜、ラウロイル〜がついているもの
キー成分で見分ける
シャンプーの目利きになるために
一般的にシャンプーは、髪質(やわらかい髪用やダメージヘア用など)、仕上がり感(しっとり、サラサラなど)、髪型(パーマ用など)で分類されています。こういった目安で選ぶのは間違いではありません。でもより自分にあったシャンプーを見つけたいなら、成分にも着目しましょう。
シャンプーの成分は水が50〜70%、洗浄剤が30〜40%といわれています。成分表は、配合量の多い順に書いてありますが、配合量1%以下については順不同です。特性やキー成分を知ってから、購入しましょう。
Q.ドライヤーの風圧は強いほうがいい
A.髪を乾かすだけなら、強いほうがいい
なぜなら風圧で髪が真っすぐになりやすいからです。スタイリングも兼ねるときは、風圧は気にしなくてOKです。たまに熱だけ出て風が弱いドライヤーがありますが、オススメしません。風量はW(ワット)数を見ればわかりますので、買うときは必ずチェックしてください。
Q.くるくるドライヤーの場合も、やり方は一緒ですか
A.同じです
ただ、くるくるドライヤーは熱の出口と髪との距離が近いので、長時間あてるのはよくありません。一ヶ所に2秒以上あてないように注意しましょう。冷風機能がついていたら、温めたあとは手元でスイッチを切り替えて冷やすようにしましょう。
ツヤツヤの髪をつくる
ヘアサロンでブローしてもらったときは、髪がサラサラでツヤツヤだったのに、自分でやるとうまくいかない。その原因はテンションと、クールダウンにあります。髪を軽く引っぱりながらブローし、冷まします。そうするとサロンの帰りのようなツヤ髪に仕上がります。
1 ブロッキング
上半分の髪を頭頂部でまとめる
まずは、上半分の髪を頭頂部で一つにまとめます。美しい仕上がりを望むなら、ブロッキングは必須になります。
2 ブラシを入れる
ブラシは根元にグイッと入れる
手ぐしで髪をととのえて、毛先をつまんで髪を引っ張った状態で、根元にグイッとブラシを入れます。ブラシに髪がからんだらドライヤーを用意します。
3 根元〜中間
引っぱりながらドライヤーをあてる
根元〜毛先に向けてドライヤーを当てながら髪をとかしていきます。ブラシを少し回転させるように引っぱると、髪がブラシにからんで安定します。
4 毛先を巻き込む
ドライヤーをはずす
毛先まで到達したら、ブラシを内に巻き込みます。毛先を温め、乾かしたら、ここでいったんドライヤーを外します。
5 冷ましてツヤを出す
髪がピンと張っているように
手でブラシと毛先をおさえて、冷めるのを待ちます。このとき髪がピンと張っていれば、冷めたときにツヤが出ます。
ドライヤーで髪を乾かすときのポイントは、「上から下」と「ななめ45度」の2つです。これを守れば、自然乾燥よりもキューティクルが整い、髪へのダメージも少なくなります。ただ乾かすのではなく、ブローもヘアケアの一部という意識を持つようにしましょう。
正しいドライヤーのあて方
1 根元をしっかり乾かす
ブローは根本からスタートするのが正解です。髪を指でかき上げ、空気を入れながら乾かします。根元の水分を下に落とす感じで手を動かしましょう。
2 髪に対して上からななめ45度に
キューティクルは根元から毛先に向かって重なっているので、中間はその流れにそってなめらかにドライヤーをあてるのが、髪を傷つけないブローの秘訣です。髪に対して上からななめ45度にドライヤーを構えましょう。
3 風の流れは必ず上から下へ
猫の手のようなイメージで、内側から手でコーミングしながら丸くアールをつけて毛先を落ち着かせます。このときも下からは絶対に風を送らないこと。
素早く乾かすにはタオルドライも肝心
力任せにワシャワシャ拭うのは髪にダメージを与えるのでNG!中間〜毛先にかけてタオルで髪をはさみ、水分を押し出すイメージで軽く叩くようにして水気を切りましょう。
間違いだらけのブローの仕方
真横から風をあてる
この角度では風が下に流れないので、乾きが遅くなります。根元以外は上からななめ45度を厳守しましょう。
毛先ばかりを乾かしすぎる
毛先は傷みやすいので、ブローの時間はできるだけ短くしましょう。なのに下からあおられたのでは、キューティクルは整わず、髪もまとまりません。
濡れたままのほうが髪にダメージが
ドライヤーは髪に悪いは誤解
「ドライヤーの熱で髪が傷むから、自然乾燥にしています」という人は、案外多いようです。確かに、高音で長時間熱を加えるのは髪によくありません。でも実は半乾きで濡れたままのほうが、髪にとってはもっと良くないのです。
普通、髪の水分量は10〜15%ですが、濡れるとキューティクルが開き、そのままでいると水を吸いすぎて髪がふくれ上がってしまいます。髪を乾かさないで寝るのは、わざわざパサパサの髪をつくり出しているようなものです。髪の健康を考えるなら、きちんと乾かしてキューティクルを閉じてから寝ましょう。
ドライヤーの冷風をもっと活用する
ドライヤーの冷風機能を使っていますか?何のためにあるのか分からない、使ったことがない、という人も多いかも知れません。
意外に思うかも知れませんが、ブロースタイリングの鍵は熱ではありません。大事なのは冷やすことです。なぜなら髪の形状がたかまるのは、冷めたときだからです。温めたあとに冷やす工程をプラスすると、何度もカールしなくても効率よくスタイルが定着します。ドライヤーをあてる時間が短くなり、髪への負担も軽減します。
美髪をめざすのであれば、冷風を存分に活用しましょう。
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