「MAKE UP」カテゴリーアーカイブ

VOL.278 疲れ顔が悩み

上向きラインで視線を誘導

なぜかいつも「疲れてる?」ってきかれてしまう方は、ちょっとした視覚効果を利用して、表情に元気を吹き込んであげましょう。

人間は、上向きのものや赤みのあるものを見ると「元気」や「若々しい」と感じます。ファンデーションを塗り直すよりも、血色や透明感を与えたほうが、いきいきとした印象をつくれます。

たとえば、目頭にハイライトを入れると、みずみずしい透明感がでます。さらに光が反射して瞳も澄んだ印象になるので、元気復活のハイライトをお直しに活用しましょう。

透明感と顔全体をリフトアップ

目元まわりにハイライト

目元まわりがどんよりくすむと、表情は曇って見えます。パールホワイトやパールベージュなど光を含んだアイカラーやハイライト、フェイスパウダーを目尻の下あたりに入れます。これで瞳がライトアップされ、透明感が復活します。

上向きチーク

基本のチークを入れたら、上向きチークを入れます。わずかな上向きの軌道ができるだけでも、頬はスッと上がって見えます。

VOL.277 夕方のほうれい線が気になる

顔色も頬の締まりも戻る

簡単マッサージ

1日の疲れもピークに近づく夕方の終業時刻まぎわ。顔の頬のたるみもピークを迎えます。じつは、1日という短いサイクルの中でも肌の疲弊が起こっています。朝より夕方の方がわずかに頬の位置も下がるといわれています。こんなとき道具も手を使わずに、ソフトに頬を刺激できる簡易マッサージがあります。

それが舌を使った「舌リフト」です。
舌先で頬を押し出したり頬をぷーっとふくらませたりすることで血行がよくなって、表情に緊張感が戻り、ほうれい線も目立たなくなります。習慣にすると頬もたるみにくくなります。

舌リフトでほうれい線を撃退

頬の筋肉を強化する

片頬の筋肉をゆっくりふくらませ、戻します。左右交互に5回ずつおこないます。

口元の筋肉を緊張させる

次に口をパンパンにふくらませ、そのまま唇に力を入れてすぼめ、5秒間キープします。

舌でシワをおし戻す

ほうれい線の真裏から舌先で、グッとシワの溝をおし戻すようになぞりあげます。

VOL.276 シワが目立って気になる②

目元小ジワは保湿ファンデとハイライト

保湿ファンデを塗る

ツヤのある保湿力の高いフェンデーションでしっとりとさせて、シワを目立たなくさせます。

アイクリームを塗ります

メイク直しのときに、アイクリームを気になる部分に薄く塗ります。

光で飛ばす

ブラシでふわりとハイライトを入れると、光の効果でシワが目立ちにくくなります。

ほうれい線は筆コンシーラー

太めになぞる

ほうれい線を太めになぞり、同時にくすみやすい小鼻のわきもカバーします。

シワをのばす

頬をふくらませてシワをチェックします。のびた部分がなじませるポイントです。

境目をタッピング

頬は膨らませたままタッピングして、肌との境目だけを細長くぼかします。

VOL.275 シワが目立って気になる①

目立つのは影が原因

そもそもシワは、肌内部からのハリの支えが弱っておこる老化現象の一つです。一旦できてしまうと、劇的な改善が難しくなります。ハイライトで溝の影をふんわり消していきましょう。

ただし、表情によって動く筋肉も、シワができる範囲や本数も違います。隠すというよりもシワの深さや長さに応じたアイテムを選び、影色飛ばしのテクニックでナチュラルにカバーしましょう。今回は目元とほうれい線の2か所を攻略します。

気になるシワはコンシーラーで底上げ

目元の小ジワ

主な原因は笑いジワです。笑うと目の下の皮膚ごと引っ張られ、小さな小ジワが何本もできます。これは面反射のテクニックで解消しましょう。

ほうれい線

小鼻から口元へのびるほうれい線は、ハリが衰え重力にあがなえなくなった証拠です。ラインの溝を明るくカバーしていきます。

VOL.274 今のファンデは肌色がくすむ気がする

肌色表記に惑わされないで

自分に合うファンデーションの色をカウンターで選んでもらったのに色浮きしてしまう。実は、肌色の色作りに限っていえば、各ブランドごとに黄みや赤み、白さなど、わずかなトーンの差があります。

例えば、同じオークル01と表記されたファンデーションを比べても、全てが同じ色ではありません。また、ヨーロッパやアメリカ、アジアなど、ブランド本国の場所によっても黄みは赤みには差があります。色番や色名は参考程度にしましょう。

実際に肌で試してみる

実際の肌色の表記には統一基準があるわけではないので、ブランドごとに基準としている肌色も異なります。肌色がいつも黄くすみしたり、白浮して見えるなら、違うブランドを試して1日過ごしてみましょう。

VOL.273 赤ら顔が気になる

つけすぎ、のばしすぎは逆効果

赤ら顔の原因は、毛細血管が透けて見えることです。これを消すには赤の補色になるグリーンのコントロールカラーが有効です。そして毛細血管が浮き出ている頬だけに使うのがポイントです。コントロールカラーを下地のように広くのばしてしまう人がいますが、これは失敗の元です。

例えば、グリーンは普通の肌の色にのせると血行が悪く見えてしまいます。また、量を使いすぎると、グレーっぽく転ぶこともあるので注意しましょう。赤みの強さにもよりますが、両頬でパール粒半分もあれば充分の量です。調整しながら使ってみましょう。

使うのはグリーンのコントロールカラー

6か所に点置き

赤みは頬のセンターエリアに集中します。下地を塗ったあと、ここにコントロールカラーを点置きします。

のばす

点置きエリア内でコントロールカラーを均一にならします。

なじませる

指のスジや色ムラを調整するために、スポンジで軽くなじませましょう。