頭皮の血流アップでつまりを流す
頭皮のかたさは、くすみにもかかわる大事なことです。頻繁にもみほぐすことで、透明感あふれる肌をとりもどしましょう。時間がなければ耳もみだけでも実践してみてください。
最初と最後に耳もみ
かたい耳まわりをほぐすことで、老廃物の排出はよりスムーズになります。耳をつまんで前後にぐるぐる耳をまわしを、各10回します。時間がないときはこれだけでもOKです。
まずひたいの滞りを流す
両手の中指と薬指をひたいの中央に4点置きしたら、2秒ツボおしします。少しずつ移動させながら2秒ずつおし、これを繰り返しながらこめかみまで移動します。
生え際をプッシュ
顔と頭皮の境目、髪の生え際もしっかりほぐしましょう。生え際にそって指の腹をあて、地肌を小さく回転させるようにマッサージします。
耳上から後頭部へ
指を開き、こめかみから老廃物を耳上に向けて流して、後頭部をぐるりと通ってえり足、鎖骨の順番に流していきます。最後にもう一度おこないます。
頭皮のコリもくすみを誘発
ハードな毎日が続いたり、あまり睡眠時間がとれなかったりした翌朝は、朝からすでに顔色がどんよりということもよくあります。
手っ取り早い対策としては、老廃物や血流の滞りを流すフェイスマッサージが知られています。しかし、もっと効果的なところが頭皮マッサージになります。
頭部の老廃物の排出口はワキのしたにあるのですが、その途中の重要なジャンクションが耳のすぐ下にある耳下腺です。この周囲の血流アップが、くすみを流すポイントになります。
透明感のスイッチを入れる朝の習慣
頭皮のコリはくすみを比例
顔同様、重力で下に引っ張られる下に引っ張られる頭皮は、皮膚もかたく老廃物がたまりがちです。とくに疲れ目の影響を受けやすい耳まわりは、血流も悪化しやすく、くすみに直結するので念入りにもみましょう。側頭部、耳の上あたりをマッサージします。
いつでも気づいたときに頭皮マッサージをする習慣をつけると、肌色もくすみにくくなります。
上向きラインで視線を誘導
なぜかいつも「疲れてる?」ってきかれてしまう方は、ちょっとした視覚効果を利用して、表情に元気を吹き込んであげましょう。
人間は、上向きのものや赤みのあるものを見ると「元気」や「若々しい」と感じます。ファンデーションを塗り直すよりも、血色や透明感を与えたほうが、いきいきとした印象をつくれます。
たとえば、目頭にハイライトを入れると、みずみずしい透明感がでます。さらに光が反射して瞳も澄んだ印象になるので、元気復活のハイライトをお直しに活用しましょう。
透明感と顔全体をリフトアップ
目元まわりにハイライト
目元まわりがどんよりくすむと、表情は曇って見えます。パールホワイトやパールベージュなど光を含んだアイカラーやハイライト、フェイスパウダーを目尻の下あたりに入れます。これで瞳がライトアップされ、透明感が復活します。
上向きチーク
基本のチークを入れたら、上向きチークを入れます。わずかな上向きの軌道ができるだけでも、頬はスッと上がって見えます。
顔色も頬の締まりも戻る
簡単マッサージ
1日の疲れもピークに近づく夕方の終業時刻まぎわ。顔の頬のたるみもピークを迎えます。じつは、1日という短いサイクルの中でも肌の疲弊が起こっています。朝より夕方の方がわずかに頬の位置も下がるといわれています。こんなとき道具も手を使わずに、ソフトに頬を刺激できる簡易マッサージがあります。
それが舌を使った「舌リフト」です。
舌先で頬を押し出したり頬をぷーっとふくらませたりすることで血行がよくなって、表情に緊張感が戻り、ほうれい線も目立たなくなります。習慣にすると頬もたるみにくくなります。
舌リフトでほうれい線を撃退
頬の筋肉を強化する
片頬の筋肉をゆっくりふくらませ、戻します。左右交互に5回ずつおこないます。
口元の筋肉を緊張させる
次に口をパンパンにふくらませ、そのまま唇に力を入れてすぼめ、5秒間キープします。
舌でシワをおし戻す
ほうれい線の真裏から舌先で、グッとシワの溝をおし戻すようになぞりあげます。
目元小ジワは保湿ファンデとハイライト
保湿ファンデを塗る
ツヤのある保湿力の高いフェンデーションでしっとりとさせて、シワを目立たなくさせます。
アイクリームを塗ります
メイク直しのときに、アイクリームを気になる部分に薄く塗ります。
光で飛ばす
ブラシでふわりとハイライトを入れると、光の効果でシワが目立ちにくくなります。
ほうれい線は筆コンシーラー
太めになぞる
ほうれい線を太めになぞり、同時にくすみやすい小鼻のわきもカバーします。
シワをのばす
頬をふくらませてシワをチェックします。のびた部分がなじませるポイントです。
境目をタッピング
頬は膨らませたままタッピングして、肌との境目だけを細長くぼかします。
目立つのは影が原因
そもそもシワは、肌内部からのハリの支えが弱っておこる老化現象の一つです。一旦できてしまうと、劇的な改善が難しくなります。ハイライトで溝の影をふんわり消していきましょう。
ただし、表情によって動く筋肉も、シワができる範囲や本数も違います。隠すというよりもシワの深さや長さに応じたアイテムを選び、影色飛ばしのテクニックでナチュラルにカバーしましょう。今回は目元とほうれい線の2か所を攻略します。
気になるシワはコンシーラーで底上げ
目元の小ジワ
主な原因は笑いジワです。笑うと目の下の皮膚ごと引っ張られ、小さな小ジワが何本もできます。これは面反射のテクニックで解消しましょう。
ほうれい線
小鼻から口元へのびるほうれい線は、ハリが衰え重力にあがなえなくなった証拠です。ラインの溝を明るくカバーしていきます。
Make a feels & Give to you