「メイクアップ」カテゴリーアーカイブ

VOL.275 シワが目立って気になる①

目立つのは影が原因

そもそもシワは、肌内部からのハリの支えが弱っておこる老化現象の一つです。一旦できてしまうと、劇的な改善が難しくなります。ハイライトで溝の影をふんわり消していきましょう。

ただし、表情によって動く筋肉も、シワができる範囲や本数も違います。隠すというよりもシワの深さや長さに応じたアイテムを選び、影色飛ばしのテクニックでナチュラルにカバーしましょう。今回は目元とほうれい線の2か所を攻略します。

気になるシワはコンシーラーで底上げ

目元の小ジワ

主な原因は笑いジワです。笑うと目の下の皮膚ごと引っ張られ、小さな小ジワが何本もできます。これは面反射のテクニックで解消しましょう。

ほうれい線

小鼻から口元へのびるほうれい線は、ハリが衰え重力にあがなえなくなった証拠です。ラインの溝を明るくカバーしていきます。

VOL.274 今のファンデは肌色がくすむ気がする

肌色表記に惑わされないで

自分に合うファンデーションの色をカウンターで選んでもらったのに色浮きしてしまう。実は、肌色の色作りに限っていえば、各ブランドごとに黄みや赤み、白さなど、わずかなトーンの差があります。

例えば、同じオークル01と表記されたファンデーションを比べても、全てが同じ色ではありません。また、ヨーロッパやアメリカ、アジアなど、ブランド本国の場所によっても黄みは赤みには差があります。色番や色名は参考程度にしましょう。

実際に肌で試してみる

実際の肌色の表記には統一基準があるわけではないので、ブランドごとに基準としている肌色も異なります。肌色がいつも黄くすみしたり、白浮して見えるなら、違うブランドを試して1日過ごしてみましょう。

VOL.273 赤ら顔が気になる

つけすぎ、のばしすぎは逆効果

赤ら顔の原因は、毛細血管が透けて見えることです。これを消すには赤の補色になるグリーンのコントロールカラーが有効です。そして毛細血管が浮き出ている頬だけに使うのがポイントです。コントロールカラーを下地のように広くのばしてしまう人がいますが、これは失敗の元です。

例えば、グリーンは普通の肌の色にのせると血行が悪く見えてしまいます。また、量を使いすぎると、グレーっぽく転ぶこともあるので注意しましょう。赤みの強さにもよりますが、両頬でパール粒半分もあれば充分の量です。調整しながら使ってみましょう。

使うのはグリーンのコントロールカラー

6か所に点置き

赤みは頬のセンターエリアに集中します。下地を塗ったあと、ここにコントロールカラーを点置きします。

のばす

点置きエリア内でコントロールカラーを均一にならします。

なじませる

指のスジや色ムラを調整するために、スポンジで軽くなじませましょう。

VOL.271 気になるクマをどうにかしたい

青ずんだクマは補色の効果を利用

シミやくすみのカバーは、重度に濃い色むらの場合、肌色のコンシーラーで隠そうとしても、かえってグレーに沈んでしまうケースがあります。

例えば、青くくすんだ重度のクマなどがこれにあたります。こんなときはオレンジ系コンシーラーの出番。青の補色(反対色)の関係にあるオレンジが、クマの影をやわらかに打ち消してくれます。仕上げに薄くパウダリーを重ねれば、よりパーフェクトな仕上がりになります。

色濃いクマはオレンジ系で相殺

下まぶたに点置きする

コンシーラーは色名にオレンジを意味する「OR」と書かれているものを選びます。クマの気になるところに均一につくように下まぶたのカーブにあわせて点置きします。

核から広げる

左右に指をスライドさせて点と点をつなげて核をつくります。この核を中心に上下になじませながらクマ全体をカバーします。キワまで塗り残しなく仕上げましょう。

VOL.269 陥没毛穴が気になる

専用下地を使って凹みをカバーする

かなり近づかないと見えないくらいの陥没毛穴でも、自分では気になってしまうものですよね。どうしても気になる人は、専用の毛穴カバー下地をオススメします。

ブランドやアイテムはさまざまですが、毛穴の凹みをカバーするシリコンタイプのものや、毛穴に入る光をコントロールするものがいいでしょう。

隠したい気持ちから厚く重ねると、メイクがくずれやすくなってしまうので、薄くなじませるのがポイントです。

目立つ頬の毛穴には薄く、なめらかに

カバー下地をのせます

気になる毛穴があるところを中心に、専用のカバー下地を薄く伸ばします。量をつけすぎると悪目立ちするので、米粒大くらいから少しづつ、しっかりとなじませていきます。

指でなじませる

毛穴カバーは、肌との一体感が何より大事です。肌と下地との境目をフラットになるまでなじませ、表面に凸凹がなくなったことを確認しましょう。

VOL.264 目的別完全メイクテクニック

なりたい顔になれる

メイクは、一瞬で誰でも美しくなれる魔法のようなものです。しかし、ただ美化するだけでなく、アイテムや色、テクスチャの選び方や使い方しだいで、さらに上級の理想の肌や顔立ちに近づくことができるものです。

誰からも「カワイイ」「キレイ」といわれている女優やモデルでさえ、悩みやコンプレックスの一つや二つはあるものです。それをニュートラルにカバーして思想のコンディションまで引き上げる方法を知っているだけです。

あなたもコンプレックス解消法をマスターして、一段上のセルフプロデュース力を高めてください。