「シャンプー成分」カテゴリーアーカイブ

VOL.228 主な洗浄剤の特性高級アルコール系

以下は、シャンプーの30〜40%を占める洗浄剤、つまり界面活性剤の種類で分類した表です。複数の成分がまざっている場合もありますが、今、みなさまが使っているシャンプーはどの種類でしょうか。

高級アルコール系

メリット
泡立ちがよく、洗浄力も高いです。比較的安価なものです

デメリット
脱脂力や刺激が強い

どんな髪・肌に似合うのか
脂っぽい頭皮や脂性肌に向いている

成分表で見分けるキー成分
名前の頭に、ココイル〜、コカミド〜、ラウロイル〜がついているもの

VOL.227 主な洗浄剤の特性 石けん系

以下は、シャンプーの30〜40%を占める洗浄剤、つまり界面活性剤の種類で分類しています。複数の成分がまざっている場合もありますが、今、みなさまが使っているシャンプーはどの種類でしょうか。

石けん系

メリット
アルカリ性で洗浄力が非常に高いです。刺激は中間的。生分解性(微生物によって分解される性質)にすぐれて、環境に優しいです

デメリット
ゴワつきやきしみを感じやすく、パーマだれやヘアカラーの褪色が早い

どんな髪似合うのか
健康毛、普通肌

成分表で見分けるキー成分
脂肪酸エステル、脂肪酸ナトリウム

VOL.226 主な洗浄剤の特性 アミノ酸系

以下は、シャンプーの30〜40%を占める洗浄剤、つまり界面活性剤の種類で分類しています。複数の成分がまざっている場合もありますが、今、みなさまが使っているシャンプーはどの種類でしょうか

アミノ酸系

メリット
肌細胞と同じアミノ酸が主原料なので、安全性が高く、低刺激です。弱酸性なので髪のタンパク質を守りながら洗浄できます。泡がマイルド

デメリット
泡立ちが弱く、洗浄力が強くないため、ガンコな汚れは落としにくいです。比較的高価です

どんな髪・肌に似合うのか
ダメージ毛や敏感肌

成分表で見分けるキー成分
名前の頭に、ココイル〜、コカミド〜、ラウロイル〜がついているもの

VOL.225  正しいシャンプーの選び方

キー成分で見分ける

シャンプーの目利きになるために

一般的にシャンプーは、髪質(やわらかい髪用やダメージヘア用など)、仕上がり感(しっとり、サラサラなど)、髪型(パーマ用など)で分類されています。こういった目安で選ぶのは間違いではありません。でもより自分にあったシャンプーを見つけたいなら、成分にも着目しましょう。

シャンプーの成分は水が50〜70%、洗浄剤が30〜40%といわれています。成分表は、配合量の多い順に書いてありますが、配合量1%以下については順不同です。特性やキー成分を知ってから、購入しましょう。