「BEAUTY」カテゴリーアーカイブ

Vol.16 デイリースキンケア

スキンケアチェック
毎日行っているスキンケアですが、他の人と比べているわけではないので、自己流で間違ったケアを続けている人が多いようです。
毎日のことなので正しい方法を知らずに続けていたら、せっかくの努力も効果半減です。まずは、日々のスキンケアをチェクして、正しいスキンケアを身につけましょう。

スキンケア ワーストランキング
・肌に合ったスキンケアアイテムを選べていない
・ゴシゴシこすりすぎている
・使用量が少なすぎる
・時間をかけすぎている
・ゾーン別のスキンケアができていない

自分が当てはまっていないか確認です。

肌の変化は一週間をめやすに
化粧品の効果は、一週間程度で何らかの結果が出るような成分を配合されていること、そして肌は一週間で角質の約半分が入れ替わりますので、ちょうどその頃から最初の実感が得られるようになり、楽しくケアが続けられるようになってくるのです。
この好循環がすこやかな肌を手にする秘訣となります。

もともと化粧品には3つの効果が出るように作られています。
1つめは使用直後に実感できる効果です。2つめは一週間から一ヶ月使い続けた後の持続使用の効果です。3つめは心理的効果です。本当に効くのかなぁ?って疑っていると、交感神経系などが微妙に影響して化粧品の効果が損なわれてしまいますので気をつけましょう。

つづく…

Vol.15 保湿ケア

化粧水だけではうるおわない
化粧水の構成成分は大部分が水なので、角質層の働きで肌の奥までは浸透しません。シートマスクを使ったとしても、角質の2〜3層までしか浸透しませんので、保湿の役割を果たすことはできないのです。

化粧水のうるおいは一時的
たしかに、化粧水をつけたあとは濡れますので一時的にはうるおった感じになりますが、すぐに乾いてしまします。スプレー式の化粧水をつける人もいますが、水分の蒸発とともに肌の水分も奪ってしまうのでマイナスの効果が働いてしまします。

乳液でフタに落とし穴が
いくら油分を塗ってカバーしても、セラミドなど水分保持力のある成分が少なければ、やっぱり肌は乾きます。
乳液は約50〜70%の水分と約10〜20%の油分とで構成されています。もともと水分のほうが多いので、水分の蒸発を防ぐのには物足りません。セラミドや保湿成分の入ったタイプを選ぶのがよいでしょう。

トラブル肌にも保湿
オイリー肌や大人ニキビ肌の人はベタつきや油分を必要ないと思い、化粧水だけですませてしまいがちです。保湿をしなければ、ますます水分が不足してしまい逆効果になります。肌はテカリが目立ってしまったり、角層のバリア機能の低下によりニキビもできやすくなってしまします。

洗顔料の保湿成分は意味がない
そもそも、洗顔料に含まれている保湿成分は、すすいだ時に洗い流されてしまいます。
市販の洗顔料にはしっとりタイプとさっぱりタイプがありますが、しっとりタイプには油分が含まれております。すすいだ後に油分が残るので、しっとりした感じがする仕組みです。しかし、油分が残ると毛穴に詰まったり、そのあとつける美容液などの浸透の妨げにもなりますので、洗顔は汚れを落とすことを目的としましょう。

つづく…

Vol.14 代表的な保湿成分

水分をはさみ込む

水分をサンドイッチ状にはさみ込んで、しっかりキープします。
代表的な成分はセラミドで、水分保持力は強力です。

セラミド
細胞間脂質の約40%を占めている物質です。水分を強力にはさみ込んでキープする特性が、湿度が下がった場合でも水分をしっかりキープできる最強の保湿物質。

スフィンゴ脂質
セラミド以外の細胞間脂質。保水力はセラミドよりも低い。

ステアリン酸コレステロール
こちらもセラミド以外の細胞間脂質。保水力はセラミドよりも低い。

水素添加大豆レシチン
大豆から抽出される成分。

水分を抱え込む

真皮にもともとある成分なのですが、これらを使った場合では真皮まで吸収されることはなく、角質内保湿の保湿として働きます。
気温が下がっても水分をかかえ込んだままキープしてくれます。

ヒアルロン酸
真皮にあるゼリー状の物質です。200〜600倍の水分を蓄えて、敏感肌の方にもオススメです。

コラーゲン
真皮では弾力を保つ働きを持ちますが、化粧品として配合される場合は、保湿成分となります。

エラスチン
こちらも真皮にある物質です。保湿力が高いために化粧品に配合されることもあります。

ヘパリン類似物質
血中のヘパリンという成分に水分含有力があることから、類似の成分を保湿成分として応用したものとなります。

水分をつかむ

天然保湿因子(NMF)
角質細胞内にある水溶性の成分(アミノ酸、尿素、ピロリドンカルボン酸など20種類の成分で構成されている)。保湿力は強くないが使用感がよいため化粧水に配合されている。

PG
多価アルコール。吸水性には優れるが保湿力は強くない。

つづく…

Vol.13 スキンケアの要 3

保湿の決め手
角層の中で強力に水分保持力を発揮するのがセラミドですが、残念なことに年齢を重ねるとともに減っていきます。
肌の新陳代謝の過程で作られるものなので、代謝が活発な赤ちゃん時代が最も多く、それ以降は次第に減っていきます。

セラミドはコレステロールのようなものでつくられていますが、コレステロールを食べたり、また直にセラミドを飲んでもセラミドは増えません。加齢で減っていくセラミドを体内でつくるのは、たいへん困難といえます。

そこで簡単に?セラミドを補えるように開発されたのが、セラミド配合の化粧品です。これを使えば確実に肌の水分を増やすことができます。

肌に近いもの
セラミドは水溶性の物質ではないので、化粧水ではなく美容液や乳液に配合されています。セラミドにも色々な種類がありますが、何よりも大事なのは人間の肌に近いものを選ぶことです。

人間の皮膚には6種類のセラミドがあることがわかっています。この内特に保水力が優れているのが、セラミド1、2、3で、このいずれかが入っているものを選ぶことが最優先となります。

最近では、植物由来などの肌にやさしいイメージのものや、類似品も多く出回っているようです。また、極端に安価なものは、有効成分が微量しか含まれていないこともありますので、購入前に全成分表示を確認するようにしましょう。
つづく…

Vol.12 スキンケアの要 2

肌のうるおいとは
うるおった肌は正しい保湿ができている証です。
では、そもそも肌がうるおっているとは、どのような状態を指すのでしょうか?

それは、自から「保湿物質」をつくり、角質内に水分を蓄えている状態のことです。保湿物質がちゃんと働いていれば、もし湿度が0%になっても肌の水分は蒸発しません。

保湿のスペシャリスト
角層の水分を守っている保湿物質は3つあります。
「皮脂」「天然保湿因子」「角質細胞間脂質(セラミドなど)」です。
角層の水分保持を担う役割は、80%が角質細胞間脂質、17%が天然保湿因子、3%が皮脂となっています。

本来、脂質は水分とは結合しませんが、セラミドは水分と結合し挟み込む力があります。そのため、湿度が0%になっても蒸発せず、気温がマイナス20℃まで下がっても凍らない特性を持っています。

つまり、セラミドをたっぷり含んだ肌は潤いに満ちている。と言うことになります。
つづく…

Vol.11 スキンケアの要

保湿の意味
少しスキンケアのおさらいになります。
保湿とは文字通り湿気を保つことです。つまり肌の水分を適度に維持するためのスキンケアです。

健康な肌の角層には約20〜30%の水分が含まれていますが、これが20%以下になる状態を乾燥肌と言います。
湿度が50%以下になると角層の水分が急激に蒸発しやすくなり、肌がつっぱると言った自覚症状が出てくると肌の水分量が10%以下にもなります。

前回にもお話ししましたが、人間の肌にはもともと水分を維持する仕組みが備わっていますが、加齢とともにその機能が低下しますので、それを補うのが保湿の目的です。

化粧水≠保湿
肌の水分補給といえば化粧水と思われがちですが、水分そのものを与えても蒸発してしまいます。また、水分が蒸発しないように乳液を使っているから万全とお思いがちですが実は油分の保湿力はさほど高くはありません。

本当の保湿とは身体の外側から水分を取り入れるのではなく、体内から湧き出る水分を肌の中で保つようにサポートすることです。

間違った常識
・化粧水をたっぷりつける
・化粧水をシートマスクで肌にじっくり浸透させる
・化粧水が蒸発しないように油分でフタする
・テカリやニキビ肌なので保湿は省略する
・肌のうるおいを逃さないように洗顔はしっとりタイプを選ぶ

以上は皮膚科学的にみるとポイントのずれた保湿方法となります。
つづく…