VOL.346 かぶ〜アンチエイジング

実は葉も栄養豊富、残さず食べたい

【主な栄養素】

βカロテン
抗酸化作用が強いので、アンチエイジングにオススメ。タンパク質と結合してコラーゲンを生成します。さらにメラニンの生成を抑制し、美白効果もあります。

ビタミンC
抗酸化作用が強いので、アンチエイジングにオススメ。タンパク質と結合してコラーゲンを生成します。さらにメラニンの生成を抑制し、美白効果もあります。

カリウム
体液のバランスを整えるのに不可欠なミネラルです。

カリウムは、細胞の浸透圧を維持しているナトリウムとバランスをとりながら細胞を正常に保ち、血圧の調整したりして、常に一定したよい体内の状態(恒常性)を維持することに役立っています。

ナトリウムはとり過ぎると高血圧の一因になりますが、その一方でカリウムは血圧を下げる働きがあります。ナトリウムを体外に出しやすくする作用があるため、塩分の摂り過ぎを調節するのに役立ちます。

また、カリウムが不足すると脱力感、食欲不振、筋無力症、精神障害、不整脈、むくみ、などの症状がみられることがあります。近年では、カリウムの摂取量を増やすことによって脳卒中の予防や骨密度の増加につながることもわかっています。

【こんなお悩みの人にオススメ】

□冷え・コリ
□イライラ
□便秘
□肌トラブル
□アンチエイジング
□貧血
□美白

【選び方・保存のコツ】

根は白くてなめらかに丸く、ハリとツヤがあるものを選びます。
葉は黄色くなっておらず、濃い緑色でピンと元気なものが新鮮な証拠です。手に持ってみて、重量感があるほうが水分豊富でみずみずしい。

また葉に水分を取られてしまうため、買ったら、まず切り分けておきましょう。それぞれをポリ袋に入れて冷蔵庫の野菜室で保存します。

【美味しい旬は】

3月・4月・5月・10月・11月
※春と秋に旬があり、春物は柔らかく、秋物は甘みが強いのが特徴です。

VOL.345 オクラとフレッシュトマトのチリ炒め

サッと炒めたオクラは、粘りも栄養価もマックスに

材料(2人分)

オクラ・・・6本
トマト・・・小2個
玉ねぎ・・・1/4個
にんにく・・・1/2片

豚ヒレ肉・・・150g
塩・・・少々
こしょう・・・少々

オリーブ油・・・大さじ1
赤唐辛子・・・1/2本
塩・・・少々
こしょう・・・少々

作り方

①オクラは塩(分量外)をふって板ずりし、水洗いして、1cm幅に切ります。

②トマト、玉ねぎはくし切り、にんにくはみじん切りにします。豚肉は1cmの厚さに切って、塩、こしょうをふります。赤唐辛子は小口切りにします。

③フライパンにオリーブ油、にんにく入れて熱し、香りが出たら豚肉を加えて炒め、肉の色が変わったら、玉ねぎと赤唐辛子を加えて、しんなりしたらオクラ、トマトを加えます。

④全体に油がまわったら塩、こしょうで調味し、手早く炒めたら完成です。

このレシピで摂れる美肌栄養素

ビタミンA・ビタミンC・ビタミンE・ビタミンK・ビタミンB1・ビタミンB2・ビタミンB6・ビタミンB12・ナイアシン・葉酸・パントテン酸・ビオチン・タンパク質・カリウム・カルシウム・マグネシウム・リン・鉄・亜鉛・食物繊維

VOL.344 オクラ〜肌がよみがえる

疲れた肌がよみがえる、粘りが美味しい野菜

【主な栄養素】

ビタミンC
抗酸化作用が強いので、アンチエイジングにオススメ。タンパク質と結合してコラーゲンを生成します。さらにメラニンの生成を抑制し、美白効果もあります。

ミューシレージ
消化器官や目などの粘膜、肌細胞に良いとされる粘り成分です。傷ついた粘膜を補強し、胃潰瘍や胃炎の予防にも効果があります。生食でタンパク質の消化を促進します。

葉酸
「女性の栄養素」とも呼ばれている葉酸は、水溶性ビタミンの一種で、ビタミンB群に分類されます。ほうれん草の抽出物から発見されたため葉酸と名付けられました。植物の葉に多く含まれ、黄色結晶で光や熱に不安定な物質です。

葉酸は血液を作る上で重要な役割を果たす栄養素の一つで、ビタミンB12と共に赤血球の生産を助けるビタミンです。貧血予防に必要な栄養素として知られています。

また、代謝に関与しており、DNAやRNAなどの核酸やたんぱく質の生合成を促進し、細胞の生産や再生を助けることから、体の発育にも重要なビタミンです。
DNAは私たちの体を作り正常に機能させるための設計図のもととなる物質です。DNAやたんぱく質の合成がうまくいかないと、うまく体を作り機能させることができません。

「胎児の正常な発育に重要な栄養素」である葉酸は、母親の胎内で胎児の脳や神経管、心臓などの体の重要な部分が形成される妊娠初期に特に多く必要とされ、不足すると子どもに先天性の神経管閉鎖障害などの異常が生じる可能性が高くなることが分かっています。

また近年では、動脈硬化のリスク因子である「血清ホモシステイン」という物質が血液中に増えるのを抑えるはたらきがあることでも注目されています。

ビタミンB群とは
炭水化物、脂質、たんぱく質、ミネラル、ビタミン、ミネラルの五大栄養素は筋肉や血液など体の部分を作ったり、生きていくために必要なエネルギーを生み出したりと、ヒトの体に不可欠なはたらきがあります。

水溶性ビタミンのうち、ビタミンB1、ビタミンB2、ビタミンB6、ビタミンB12、ナイアシン、パントテン酸、葉酸、ビオチンの8種類の総称になります。食事から摂取した糖質・脂質・たんぱく質からエネルギーを作り出すときに重要な役割を果たしています。

【こんなお悩みの人にオススメ】

□冷え・コリ
□イライラ
□便秘
□肌トラブル
□アンチエイジング
□貧血
□美白

【選び方・保存のコツ】

新鮮なものは皮の表面がきれいな緑色で、空気がパンパンに入っているようなハリがあります。表面には細かいうぶ毛がたくさん生えれいるかどうかチェックをしてください。

食べるときはまな板の上で軽く転がすと、うぶ毛がとれて皮が柔らかくなります。できるだけ早く食べるほうが良いですが、かために茹でて冷凍保存もできます。

【美味しい旬は】

6月・7月・8月・9月

VOL.343 枝豆の香り浸し

ジャスミン茶の香りでリラックス&ビタミンC

材料(2人分)

枝豆(さや付き)・・・100g
水・・・2カップ
ジャスミン茶葉・・・8g
塩・・・大さじ2と1/2

作り方

①鍋に分量の水を入れて煮立てて、ジャスミン茶葉を加えて、3分煮出します。茶葉をこして、塩を加えて溶かし、粗熱をとります。

②枝豆はさやの両端をハサミで切り落とし、塩(分量外)を加えた熱湯で茹でます。

③②に①を加えて冷蔵庫に入れて、味をなじませます。

④③を器に盛り付け、①の茶葉を飾りつけたら完成です。

このレシピで摂れる美肌栄養素

ビタミンC・ビタミンE・ビタミンK・ビタミンB1・ビタミンB2・ビタミンB6・ナイアシン・葉酸・パントテン酸・ビオチン・タンパク質・カリウム・カルシウム・マグネシウム・リン・鉄・亜鉛・食物繊維・食物繊維

VOL.342 枝豆の高菜炒め

βカロテンが豊富な高菜漬けを調味料にして味わい深い一品へ

材料(2人分)

枝豆(さやから出す)・・・100g
鶏むね肉・・・100g
長ねぎ・・・1/2本
赤パプリカ・・・1/4個
高菜漬け・・・30g
しょうが・・・1/2片
油・・・大さじ1/2

A
しょうゆ・・・大さじ1/2
酒・・・大さじ½
スープの素・・・小さじ½
水・・・1/2カップ

片栗粉・・・小さじ1

作り方

①枝豆は塩(分量外)を加えた熱湯で茹でて、さやから出します。

②鶏肉はそぎ切りにして、塩少々と酒小さじ1/2(分量外)で下味をつけます。長ねぎはぶつ切りに、パプリカは角切りにします。しょうがはせん切りにします。

③高菜はサッと水洗いして、水気を切り、あらみじん切りにします。

④フライパンに油、しょうがを入れてサッと炒めたら、鶏肉を加えて炒めます。肉の色が変わったら、長ねぎ、パプリカ、高菜、枝豆を順に加えて炒めます。

⑤調味料Aを加えて、ひと煮立ちしたら、水小さじ2で溶いた片栗粉を加え、とろみをつけたら完成です。

このレシピで摂れる美肌栄養素

ビタミンA・ビタミンC・ビタミンE・ビタミンK・ビタミンB1・ビタミンB2・ビタミンB6・ビタミンB12・ナイアシン・葉酸・パントテン酸・ビオチン・タンパク質・カリウム・カルシウム・マグネシウム・リン・鉄・亜鉛・ヨウ素・食物繊維

VOL.341 枝豆〜抗酸化パワー

大豆由来の抗酸化パワーと野菜の栄養素

【主な栄養素】

ビタミンC
抗酸化作用が強いので、アンチエイジングにオススメ。タンパク質と結合してコラーゲンを生成します。さらにメラニンの生成を抑制し、美白効果もあります。

大豆サポニン
サポニンには「抗酸化作用」があるため活性酸素を除去し、LDL(悪玉)コレステロールの蓄積を抑えることによって、動脈硬化や心筋梗塞、脳梗塞などの予防にも役立ちます。また腸で吸収されたブドウ糖が脂肪酸と合わさるのを防ぎ、余分な脂肪の蓄積を抑制します。脂肪の蓄積が予防できるので「肥満予防」になります。さらに血栓が血液中にできにくくし、毛細血管の「血流を改善」する働きもあります。血流が良くなるので冷え症対策にもなります。

サポニンには過酸化脂質を抑制する働きがありますので、「肝臓機能の向上」が見込めます。また「免疫力をアップ」する働きがありますので、風邪などひきにくくなります。

大豆レシチン
細胞膜の新陳代謝を促し細胞への酸素や栄養の吸収をスムースに促します。脳細胞を活性化させ、記憶力の低下やボケを防ぎ、脳をスッキリさせる働きもあります。

【こんなお悩みの人にオススメ】

□冷え・コリ
□イライラ
□便秘
□肌トラブル
□アンチエイジング
□不眠
□生理不順
□貧血
□美白

【選び方・保存のコツ】

実は風味を損いやすいのが枝豆です。どんどん鮮度が落ちるので、買うなら「枝付き」「根っこ付き」を選びましょう。緑色が濃く、さやに生えた産毛がしっかりしているものを選ぶのがポイント。買ったらできるだけ早く、遅くても2〜3日以内には茹でましょう。

冷蔵庫でも3〜4日はもちますが、硬めに茹でて冷凍し、食べる時にサッと調理するのも良いでしょう。

【美味しい旬は】

6月・7月・8月

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