「ヨウ素」カテゴリーアーカイブ

VOL.474 焼きガキの彩りソース

殻つきカキで、おもてなしのカラフルソース

材料(2人分)

カキ(殻つき)・・・6個

A
トマト・・・小1個
玉ねぎ・・・20g
塩・・・少々
こしょう・・・少々
オリーブ油・・・大さじ1

B
パセリ・・・適量
パン粉・・・大さじ2と1/2
ニンニク・・・1/4片
オリーブ油・・・大さじ1
塩・・・少々

C
ねりわさび・・・適量
しょうゆ・・・大さじ1/2
油・・・小さじ1

作り方

①ソースAを作ります。トマトは小さめの角切りにして、玉ねぎはみじん切りにします。玉ねぎは塩もみして水にさらしてから水気をしぼります。その他のAの材料と混ぜ合わせたら完成です。

②ソースBを作ります。ニンニク、パセリをみじん切りにします。フライパンにニンニク、Bのオリーブ油を入れて中火にかけ、香りが出たらパン粉、塩を加えます。パン粉がきつね色になるまで炒め、取り出します。粗熱がとれたらパセリを入れて混ぜ合わせたら完成です。

③ソースCを作ります。Cは食材を混ぜ合わせたら完成です。

④カキの殻をたわしなどでよく洗って天パンにのせて、240℃のオーブンで10〜15分焼き、取り出します。殻はナイフなどを使って開けます。

⑤④を器に盛り付け、①、②、③を添えたら完成です。

このレシピで摂れる美肌栄養素

ビタミンC・ビタミンE・ビタミンK・ビタミンB2・ビタミンB6・ビタミンB12・ナイアシン・葉酸・パントテン酸・ビオチン・タンパク質・カルシウム・マグネシウム・亜鉛・鉄・ヨウ素

VOL.473 カキ〜海のミルク

ミネラルが充実した「海のミルク」充実の栄養

【主な栄養素】

亜鉛

 体内で新しい細胞をつくるときに、タンパク質を合成するのに必要なミネラルです。
不足すると味覚障害や免疫力の低下、肌荒れなどを招く原因になります。

体内に酸素を巡らせて血色のいい肌をつくってくれるヘモグロビンに必要なミネラルです。不足すると貧血の原因となります。特に女性は不足しがちな栄養素です。

鉄分はからだの中に約3gあるといわれています。そのうち約65%は血液中のヘモグロビンの構成成分となり、酸素運搬という重要な役割を果たしています。吸収された鉄分は、酸化され、アポトランスフェリンというたんぱく質と結合してトランスフェリンとなり、血液に乗って体中に運ばれます。輸送された鉄分は、ヘモグロビンとなって酸素の輸送に関与するほか、筋肉中に酸素を蓄えるミオグロビンの構成成分になります。

食品中に含まれる鉄分は、ヘム鉄と非ヘム鉄とに分けられます。たんぱく質と結合しているヘム鉄は肉や魚などの動物性食品に多く含まれていて、ヘム鉄以外の無機鉄を非ヘム鉄と言い、こちらは植物性食品に多く含まれています。

鉄分は日本人が不足しやすい栄養素の一つで、不足すると鉄欠乏性貧血になります。貧血になるとからだが重い、息がきれる、顔色が悪い、疲れやすいと感じるようになります。

貧血予防のためには、鉄分だけを補えばいいというわけではありません。ヘモグロビンは鉄(ヘム)とたんぱく質(グロビン)が結合してできているので、たんぱく質も摂取する必要があります。また、赤血球の合成に必要な、ビタミンB12や葉酸も十分に摂取しましょう。

通常の食事では過剰になることはありませんが、サプリメントなどによる過剰摂取は注意しましょう。長期にわたり過剰に摂取しつづけると鉄沈着症を発症する恐れもあり、非ヘム鉄サプリメント摂取で便秘、胃部不快感などの副作用がおこることもあるようです。

ビタミンB12

ビタミンB12は水に溶けやすい「水溶性ビタミン」に分類されるビタミンB群の一つです。同じビタミンB群である葉酸とともに、体内で血液をつくる際に重要な役割を果たしています。そのほか、脳や神経の機能を正常に維持するはたらきがあるともいわれています。

また葉酸やビタミンB6とともに動脈硬化の危険因子だといわれている物質「ホモシステイン」の血中濃度を正常に保つ作用もあります。

ビタミンB12は植物性食品にはほとんど含まれていないのが特徴です。

不足すると新たに血液を造ることができずに起こる巨赤芽球性貧血、末梢神経障害(しびれや、手足のチクチクする痛み)、疲労、体力低下、便秘、食欲不振、体重減少などの症状が起こる可能性があるので摂取不足には注意が必要です。

過剰摂取については、胃から分泌される内因子によって吸収量が調節されるため、ビタミンB12の過剰摂取による障害はほとんどありません。

※ホモシステインとは

体に必須なアミノ酸の一つ「メチオニン」が代謝されることで生成されるアミノ酸の一種です。

【こんなお悩みの人にオススメ】

□冷え・コリ
□肌トラブル

□不眠
□生理不順
□貧血

【選び方・保存のコツ】

白い身の部分が白くぷっくりしており、貝柱に透明感のあるものは新鮮で、うま味が詰まっています。生食用と加熱用がありますが、生食用は滅菌処理水に浸したものなので、品種や品質の差はなく、生食しないなら加熱用のほうが美味です。

カキはできるだけ早く食べたいですが、1日くらいなら海水か塩水に入れて冷蔵庫で保存できます。

【美味しい旬は】

12月〜4月
真ガキの場合は冬が旬です。岩ガキは夏が旬となります。

カキで摂れる美肌栄養素

ビタミンE・ビタミンB2・ビタミンB6・ビタミンB12・ナイアシン・葉酸・パントテン酸・ビオチン・タンパク質・カルシウム・マグネシウム・亜鉛・鉄・ヨウ素

VOL.467 イワシの黒酢煮

黒酢を使ってまろやかに臭い消しと疲労回復の一品

材料(2人分)

イワシ・・・小4尾
ゆで竹の子・・・小1/2本
しょうが・・・1/2片
長ねぎ・・・1/2本

A
黒酢・・・大さじ1と1/2〜2
水・・・3/4カップ
しょうゆ・・・大さじ2
砂糖・・・大さじ1と1/2
酒・・・大さじ1

作り方

①イワシは頭を落として、ワタをとって水洗いし、水気を拭きます。

②竹の子はくし形切りにします。生姜は薄切りにし、長ねぎは斜め薄切りにします。

③鍋にAとしょうがを入れて煮立てて、①、長ねぎ、竹の子を加えて、味がなじむまで10分ほど煮たら完成です。

このレシピで摂れる美肌栄養素

ビタミンE・ビタミンD・ビタミンB2・ビタミンB6・ビタミンB12・ナイアシン・葉酸・パントテン酸・ビオチン・タンパク質・カリウム・カルシウム・マグネシウム・リン・亜鉛・鉄・ヨウ素・食物繊維

VOL.466 イワシのエスニックさつま揚げ

骨ごとたたいて栄養を丸ごと食べる一品

材料(2人分)

イワシ・・・小4尾
ごぼう・・・40g
しょうが・・・1/4片
万能ねぎ・・・適量

A
片栗粉・・・大さじ1
ナンプラー・・・小さじ1
酒・・・小さじ1
こしょう・・・少々

揚げ油・・・適量
包み菜・・・4枚
香菜・・・適量

B
ナンプラー・・・小さじ1
豆板醤・・・小さじ1/3
はちみつ・・・大さじ1

作り方

①イワシは頭を落として、手開きにしてワタをとり、小さく切ってから、包丁でたたいて細かく刻みます。

②ごぼうはささがきにして、水にさらしてアクをとり、水気をよく拭き取ります。しょうがはすりおろし、万能ねぎは小口切りにします。

③ボウルに①、②を入れ、Aを加えてよく練り混ぜて、6等分にして丸形にまとめます。

④③を170〜180℃に熱した揚げ油でからりとあげて、中まで火を通します。

⑤器に④を盛り付け、包み菜、手でちぎった香菜、混ぜ合わせたBを添えたら完成です。包み菜に香菜、④を包み、Bのソースで食べます。

このレシピで摂れる美肌栄養素

ビタミンA・ビタミンE・ビタミンD・ビタミンK・ビタミンB1・ビタミンB2・ビタミンB6・ビタミンB12・ナイアシン・葉酸・パントテン酸・ビオチン・タンパク質・カリウム・カルシウム・マグネシウム・リン・亜鉛・鉄・ヨウ素

VOL.465 イワシとトマトのタルタル

ハーブが香る一品

材料(2人分)

イワシ(刺身用)・・・100g
トマト・・・小1個
バジル・・・2枚

A
ニンニクのみじん切り・・・1/4片
オリーブ油・・・大さじ⅔
塩・・・少々
こしょう・・・少々

フランスパン・・・100g
オリーブ油・・・大さじ1/2
ニンニク・・・1/2

作り方

①イワシは包丁で細かくたたき、トマトは角切りにし、バジルはせん切りにして、Aと混ぜ合わせます。

②フランスパンは食べやすい大きさに切ってオーブントースターで軽く焼きます。

③②の片面にオリーブ油を薄く塗り、ニンニクの切り口をこすりつけ、再びきつね色になるまでトーストします。

④①を器に盛りつけたら完成です。③にのせて食べます。

⑤炊き立てのご飯を器に盛り付け、④、③をのせて、長ねぎを白髪ねぎにしてのせたら完成です。

このレシピで摂れる美肌栄養素

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VOL.464 イワシのごま七味焼き丼

ビタミンを補い、栄養バランスの調った一品

材料(2人分)

イワシ・・・大2尾

A
いり白ごま・・・大さじ1
七味唐辛子・・・適量

片栗粉・・・適量
油・・・大さじ1

B
しょうゆ・・・大さじ1
みりん・・・大さじ1

C
ほうれん草・・・150g
にんじん・・・10g
ニンニクのすりおろし・・・少々
ごま油・・・小さじ½
塩・・・少々

ご飯・・・300g
長ねぎ・・・1/4本

作り方

①イワシは頭を切り落とし、ワタを取り除いて水洗いします。開いて骨をとり、半分に切ります。

②イワシの水気を拭き、Aをふったら片栗粉を全体に薄くつけます。フライパンに油を熱し、イワシを入れて、焼き色がついたら裏返して中まで火を通します。

③余分な油をキッチンペーパーなどで拭き取り、Bを加えて味をからめます。

④Cのほうれん草は塩(分量外)を加えた熱湯でゆで、冷水にとって冷まし、3cmの長さに切ります。にんじんはせん切りにしてラップで包み、電子レンジで10〜20秒加熱します。そのたのCと混ぜ合わせます。

⑤炊き立てのご飯を器に盛り付け、④、③をのせて、長ねぎを白髪ねぎにしてのせたら完成です。

このレシピで摂れる美肌栄養素

ビタミンA・ビタミンC・ビタミンE・ビタミンD・ビタミンK・ビタミンB1・ビタミンB2・ビタミンB6・ビタミンB12・ナイアシン・葉酸・パントテン酸・ビオチン・タンパク質・カリウム・カルシウム・マグネシウム・リン・亜鉛・鉄・ヨウ素・食物繊維