骨盤周りの筋肉をほぐすエクセサイズ
骨盤周辺の筋肉が硬くなっていると血流が停滞し、卵巣にも血流がうまく運ばれません。骨盤周りの筋肉をほぐすエクセサイズで血行を促しましょう。テレビを見ながら床の上で、寝る前のベッドの上などで実践してみてください。
エクセサイズ1
うつ伏せに寝て足を大きく開き、息をゆっくり大きく吸ってから、かかとでお尻を叩くように折り曲げます。片足ずつ、左右交互に2〜3回行います。左右どちらか折り曲げにくい足があったら、そちら側だけさらに2〜3回行うと効果的です。
エクセサイズ2
うつ伏せに寝て両ひざをつけるように足を閉じます。息をゆっくり大きく吸ってから、かかとでお尻を叩くように折り曲げます。片足ずつ、左右交互に2〜3回行います。左右どちらか折り曲げにくい足があったら、そちら側だけさらに2〜3回行うと効果的です。
卵巣の若さを保つツボ押し
骨盤の血流をアップさせて卵巣の機能を高め、女性ホルモンを活性化させるツボをご紹介します。簡単にできるツボ押しを、お風呂上がりなどの習慣に取り入れてみてはいかがでしょうか。
帰来
おへそから指幅3本ぶん両外側の位置から、指幅4本ぶんプラス親指1本分下にツボがあります。
三陰交
内くるぶしのもっとも出っぱった部分から、指幅4本ぶん上にツボがあります。
血海
膝のお皿の内側上端部分から、指幅3本ぶん上にツボがあります。
ツボ押し三箇条
・お風呂上がりに行う
・3秒押して、パッと離すのが1セット
・3箇所のツボをそれぞれ1日3〜5セット行う
イソフラボンを積極的に食事でとる
大豆に含まれるイソフラボンという成分には、エストロゲンに似た作用があることがわかっています。1日あたり豆腐なら半丁(100g)、豆乳なら200ml、納豆なら1パック(40g)を目安に積極的にとるようにしましょう。
また漢方薬の「当帰(とうき)」にもエストロゲン様作用があるといわれ、不妊や更年期の治療薬として婦人科でも使用されます。当帰を含む漢方薬にはいろいろな種類がありますので、自分の体質に合ったものを病院で処方してもらうか、薬局で相談して選ぶようにしましょう。