「BASICS」カテゴリーアーカイブ

vol.2「具体的に何を観ているのか?」

第二回目のお話はでは「具体的に何を観ているのか?」のお話ししていきたいと思います。

最終的にシャッターを切るまでの間に決めておくことは、露出、構図、タイミングとなります。が、それを決定するためにより良く観ておくことです。
具体的には「心が躍る瞬間」から「状況」「光源」「構図・アングル」「表情」を観ています。
“何だ!そんな話かよ”って思われた方は、どうぞご遠慮なくご退場下さいませ。

ビルと川の写真

先ずは「現状」です。
状況、状態とは、今、目の前で何か起こっているのか?をよく観て判断することです。
主題、副題、背景、日加減、陰影など…

何を撮りたいのか?どう撮りたいのか?今、撮るのか?少し待つのか?

自分と対話をしながら決めていきます。

つづく…


photon graphics

vol.1 一番大事なことは「観る」こと

第一回目のお話は一番重要な「観る」のお話ししていきたいとお思います。

写真撮影は絵画と同様に「観る」ことから始まります。
“何だ!そんな話かよ”って思われた方は、どうぞご遠慮なくご退場下さいませ。

「観る」とは観察、洞察、考察することで、「どうするか?」を決定する判断材料となります。
写真撮影で言うところの「どうするか?」とは、もちろん構図、露出、タイミングになります。

具体的な決定内容は百人十色、千差万別ですが「観る」行為に限って必ず一番最初にありますので、観ないでから撮る事は無いのです。

また、最近では”解”だけを求めている方も多いようなので、「自分の目で観て認識する」を付け加えさせて頂きます。

つづく